オーディションは全部で3回、
そう聞かされた時から1度、2度は負けることがあっても
3度目のオーディション、全国メンバーを選ぶためのオーディションでは必ず久美子が勝つ
そう誰もが思っていたはず
しかも3度目のオーディションでは同レベルとしてどちらも選ばれず
改めて開催された再オーディションでも実質同数
2人のうち1人を決める一票を麗奈に選ばせるとは
なんとも残酷な
でも久美子ではないと分かった上で
自分の信念を信じて、実力主義を通してきた高坂麗奈自身を信じて選んだ一票
麗奈は最後まで高坂麗奈をブレること無く突き通したという意味でもある。
奏ちゃんは、1年生の時には黒江真由のようにオーディションでわざと下手に吹こうとしたりしていたのに
それから久美子に助けてもらって
この1年間で大きく心情が変化したのが分かります
北宇治は実力主義、それは全国で勝つために選んだ事、それは分かっているけど
最後は久美子と吹きたかったのに選ばれなかった、その悔しい想い
その悔しさ以上に久美子がまた最後の最後まで貧乏くじを引いてソリに選ばれなかった、
最後なのに、最後の大会なのに、久美子が選ばれなかった
その結果に悔しさが溢れて止められない奏ちゃん
本当に良い後輩になりましたね。
理解はしているけどどうしても受け入れられない
悔しい、"悔しくて死にそう"
この気持ちも「ユーフォ」の大きなテーマな事を思うと
奏ちゃんの変化にも色々と考えさせられるものがあります。
他にも、投票では緑や奏ちゃんは久美子の演奏を推したりと
誰がどちらに投票したかを見るだけでも様々な想いがありそうです。
原作とは異なるアニメオリジナルのシナリオとして
ついに大きな展開を迎えた第12話
選ばれずに悔しくて悔しくて死にそうなくらい悔しいのに
部員全員の前で、これが今の北宇治のベストメンバーと宣言した久美子部長
次回、最終回
久美子の3年間の集大成がいよいよ始まります。