装甲娘戦機 12話「世界を救う絆」(最終話)

最終決戦。

装甲車ごと突っ込んでいってネイトが先に脱出しちゃう前代未聞の展開で終わった前回ですが
普通にパラシュートで全員脱出出来て一安心。


戦闘では今までの彼女らしく賑やかな部分もありつつも
これまでになく真剣なバトルに

改良されたアタックファンクションで
以前のように一発使っただけで終了してしまうような使えない必殺技ではなくなったけど
それぞれ3回前後の回数制限はあるので決定打にはならないのがさすがラスボス

その戦闘の中で、最後までアサシンでシューターなのに
攻撃を外しまくるリコの元へ助けに来てくれたスズノちゃんが
どうして当初からリコちゃんを避けて距離を取っていたのかちゃんと話してくれてよかった

明らかに他のメンバーより離れようとしていたけど
四国のときですべて解決になるのかと思っていただけに
ここでスズノちゃんの本音が聞けてよかった。

それも理由を聞くと、本当はもっと仲良くしたかったんじゃないかと思えるので余計にそう思う。


戦闘は激しさを増し、いつもならそこまでやる気になってくれないネイトまで
全力ですべてのフラグを立てながら協力

後半戦では残されたアタックファンクションを使いながら応戦するもあともう少し足りないので
やっぱりリコがアタックファンクション、自爆を使うことになるんですね…

自爆を使っても本人は助かるとしても装備は吹き飛ぶわけで
やっぱりリスクは高い


オタクロスがギリギリで開発してくれたアイテムで
装甲娘が時空に引き込まれるのを防いでくれる、そう信じていただけに
リコのアタックファンクション使用からそのまま元の世界に戻ってしまったのは少し意外。

まるで夢を見ていたんじゃないかとも思えるくらい
急にあの直後の時間に戻ってしまったリコだけど
その手にLBXには確かにみんなと戦った形跡が残っていて、夢じゃなかったんだと
それだけは教えてくれる…




最終話でした。


これだけ仲良くなって絆も深まった5人なので
この最終回は少し予想外でした。

元の世界に戻れずもう少しこのメンバーでこの世界を楽しむことになる、だったり、
元の世界に戻ってもまた会えるように繋がりは残る、
そんなラストだったら良いなと想像していただけに
戦闘の流れでさよならも言えずに別れてしまうのは寂しい

「ただいま」と言えるリコが前向きなので
この大冒険は自分の中にだけしまって元の生活に戻っていく強さを感じられるのは救いですが

やっぱり4人と離れてしまったのはもったいない、
でもそうじゃないかもしれない。また会えるかもしれない。

様々な続きを考える余地も残っているのも確か。


せっかく出来た友達なんだから
また平和な世界で5人で観光して笑って楽しい時間が再び訪れる事に期待したい。


リコちゃんとスズノちゃん、
ユイとキョウカ、もちろんミハルさんも

どのキャラも魅力的で個性があって可愛くて
5人のバランスがとても良かったです。

特にリコちゃんとスズノちゃんのやり取り、空気感、最高です!

一歩引いて控えめなスズノちゃんに
元気だけど最後の一歩が踏み込めないリコちゃん
この距離感、そして次第に仲良くなっていく過程! ありがとうございます。

スズノちゃんのキャストが
以前から声と演技が好きな宮下早紀さんだというのも最高でした。

スズノちゃんは「妄想するのが趣味」らしい。



元ネタ作品のダンボール戦機は時間が時間だった事などもあり
ちゃんと把握していなかったために
派生作品である装甲娘戦機はどんな作品になるんだろうと思いながら見始めましたが
毎週とても楽しかった。

アニメ続編に期待できるのかは分かりませんが
続きの世界があっても変わらず賑やかな5人を中心に楽しませてくれる事でしょう。





<公式サイト>
装甲娘戦機【アニメ】 | 装甲娘PROJECT

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