これまで一緒に戦ってきたワルキューレが
今はそれぞれの場所で戦っている
ピラーの襲来に園香も英霊機で飛び立とうと向かうが
そう簡単には乗り込めないところを
敵わない事が分かりながら俺たちに任せろと現れる男たちが格好いいじゃないですか
飛び立つ10機のF-15Jを滑走路から見上げ、見送る園香ちゃんは美しくて儚い
「ごめんなさい、ごめんなさい」と心のなかで謝り、気持ちが下を向いて
心がどうにもならなくなってしまったしまっている園香が思い出したのが、姉御が残したお守りの中身。
きっと大きな後押しになるような、一発逆転のヒントになるような何かを
残してくれているに違いないと普通なら思うところ、
お守りの中に入っていた1枚の紙に書かれていた文字は、「甘えんなバカっ!!」
普通なら後押しにも何にもならない一言だけど
これまで一緒に居た園香だからこそ姉御らしい言葉に吹っ切れる事が出来たのでしょう
突然、胸元をバッと開いてお守りを取り出して笑い出した時は
完全に危ない人みたいでしたから
周りの一般市民やオペレーターの小町さんに引かれたり怖がられたりしないか心配でしたが
その笑いで、これで完全に吹っ切れたみたいです。
格納庫で飛ぼうとする傷ついたくるみとそれを止めようとする萌の横を通り抜けて
ピンクのM.C.72Rに向かい、飛び乗る園香ちゃんの覚悟を決めた顔は、とても格好いい。
何度倒しても復活するピラーに苦戦するミコちゃんとシールド隊の元へと駆けつけた園香は
最速のスピードとネームド候補とされた高度な技術で大胆に戦うその姿は
他のワルキューレとはまた違ったスタイルでカッコ良すぎる!
『でも…、これから先、私がこの空で一番速い!』
一方、クラウとアズズの探検チーム
護衛に隊員3人を連れて全員が無事に帰ってくるとは始めから思いませんでしたが
やはりクラウやアズズを守るために負傷した1人が格好つけて散っていきました
犠牲を出しながら手に入れた北欧の神話、北欧神話の情報
そこから推測される情報は、オーディンは嘘をついていた。
ラグナロクで一度終わった時代を
自分たちの時代を再び取り戻そうとする?オーディンに対して
ここからワルキューレたち人類は何するべきなのか
世界の真相に近づくにつれ、物語が大きく動いてきました。