ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 13話「みんなの夢を叶える場所(スクールアイドルフェスティバル)」(最終話)

最終話。

「スクールアイドルフェスティバル」の名前の通り
お祭りな雰囲気でにぎやかに進行する最終回は楽しくていいですね!


イベント前には侑ちゃんが音楽家に転科する事を同好会のみんにも伝えて
全員で応援してくれることになり、同好会の雰囲気もいい感じ。


スクールアイドルフェスティバル(SIF)当日には
それぞれがどんなステージでパフォーマンスをするのかお互いに秘密にしていただけあって
どれも個性が全力で活かされた内容に

彼方ちゃんなんてファンを巻き込んで完全に寝てますし
準備段階で少し引いていたようにも見えたかすみんはまさかの移動式ステージ「どこでもかすみん」を用意

その「どこでもかすみん」を使って
せつ菜ちゃん、しずくちゃんとヒーローショーを繰り広げるのは予想できませんでした。

楽しいステージだけではなく、
随所に同好会のメンバーの楽しい会話も織り交ぜてあって
ファンのために楽しそうに頑張る歩夢ちゃん、璃奈ちゃんと愛さんのやり取りなど

さらにかすみんとしずくちゃんのやり取り、最高ですか!

TVアニメの放送が始まった頃からアニメ版では
何故かかすみんのヘアアクセが付いてないのを不思議に思っている声があって
単純にアニメ版としてのデザイン上の違いかと思っていたのですが
ここに来て、そのヘアアクセが登場!

まさかしずくちゃんがお礼として選んでかすみんにプレゼントしたものだったとは!

イベント前にしずくちゃんがアクセサリーの棚の前で選んでいるようなカットがあったのは
このために、かすみんのために選んでいたのですね! しずかす最高!


他にも細かいネタが仕込まれていて、璃奈ちゃんが作ったと思われるゲーム画面では
公式4コマ漫画「にじよん」の一部の話で登場した「かすみん2号」、璃奈ちゃんの「アラン」、
歩夢ちゃんの「サスケ」がしっかりと名前付きで登場していたのも
アニメ以前からのファンに向けた気づくと楽しい要素ですね。


侑ちゃんはSIFを立ち上げたということもあって、訪れてくれたファンに楽しんで貰うために、
忙しく会場を走り回っていたので同好会のみんなのステージは見に行けない状態でしたが
最後は9人全員で、応援してくれている学校のみんなで準備した特別ステージを客席から見せる事が出来ました。

しかも突然の雨で予定していたステージが出来なくなって
これで終わりになるのかと少しみんなの気持ちが落ちていた直後に

雨が降って、雨が止めば、空には虹が出る。

今度は侑ちゃんの手を、歩夢ちゃんが引っ張って、駆け出していく。
みんなが待つステージへ向かって

虹ヶ咲のアニメ最終話のステージらしい演出じゃないですか


同好会それぞれの想いを込めて、
大変な時を乗り越えてここまで来られた気持ちを込めて、9人全員でのパフォーマンス

『これからもつまずきそうになることはあると思うけど、あなたが私を支えてくれたように、あなたには私がいる。』

歩夢ちゃんの言葉が、ここまで引っ張ってくれた侑ちゃんを
新たな道に進もうとする侑ちゃんを9人みんなで支える想いが伝わります。

最後のステージで披露された曲は『夢がここからはじまるよ』

全力のステージでの演出で全13話まで駆け抜けた
今までのストーリーを思い出します。


スクールアイドルフェスティバルの評判は上々で
次はもっと凄いイベント、どんなイベントになるのか楽しみですね!

一度は立ち止まってしまった歩夢ちゃんも
改めて「始めて良かった」と笑顔で言えるようになって、よかった。




全13話、終わりました。

1作目のμ's、2作目のサンシャインのAqoursに続く新シリーズのTVアニメ化ながら
これまでの作品とは違う点も多く、どんなアニメになるのだろうと思っていましたが
かなりいいアニメ化になったのではないでしょうか。

1作目、2作目は9人のグループとして動いて、廃校問題に立ち向かったりと
どうしても物語が進んでメンバー集めパートが終わってしまうと9人1セットとしての行動になってしまうのですが

虹ヶ咲は9人の同好会だけど基本はそれぞれがソロとして活動するという点が大きく異なります。

これによってアニメでは物語が進んでも
それぞれの強い個性を活かした一人ひとりの物語として動かしやすく
ストーリーとしての自由度が増したようにも感じられました。

それでいて、ここぞという時には
バラバラな9人が1つに集まってみせるパフォーマンスは素晴らしく
新鮮さはしっかり感じられるのにラブライブ!シリーズらしさは残っている。

だから1話から13話までずっと安定して楽しかった!


他にも、どの子がどの子と会話しているのか、座っている時はどの子が隣に座るのか、
部室の背景ではホワイトボードのマグネットで遊んだ形跡があったり

ステージの演出では9人のメンバーカラーの光が流れたり
この歩夢ちゃんの周りを包み込む音符や五線譜はもしかして…?などなど
よく見ると意味が込められたと見られる要素が多く散りばめてあって
何度も見て楽しめるようになっている事に制作側の綿密なアニメ作りが感じられます。

他にも歩夢ちゃんが迷ってしまった時も歩夢ちゃんの感情や方向を示すような標識や信号の演出も
色々と想像できて楽しい部分ですね。


ラブライブ!と言えば楽曲ですが
アニメ虹ヶ咲の本編中に披露された曲は9人に1曲ずつと歩夢ちゃんにもう1曲、そして最終話の9人曲。
それにオープニング、エンディングを加えると全部で13曲。

どれもキャラクターらしさを残しつつも
今までのソロ曲とは違った雰囲気になっていたりと新たな発見もありました。


そして虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会がアニメ化するにあたり
今までに無い部分が、「スクスタ」の「あなた」にあたる「侑ちゃん」の存在。

アニメ化発表されるにあたり、「スクスタ」とは違うストーリーで描かれる事も告知され、
後に「高咲侑」となる1人のツインテールの女の子ビジュアルの公開、名前の募集が行われ。

矢野妃菜喜さんが侑ちゃんのキャストを務めることを発表。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会として活動が始まって2年、3年と経っていて
もう完成された9人の中に入っていくということもあって
矢野妃菜喜さん本人も不安だった部分は大きかったようですが、すぐに受け入れられていったのは
他のキャストのメンバーも言っているように
矢野妃菜喜さんが侑ちゃんにそっくりで、つまりピッタリだったという事も大きいのでしょう。

明るくて、真っ直ぐで、どこかイケメンで、虹ヶ咲のみんなが大好きで
それでいて怖じ気ずに突き進んでいく突破力がある。

毎週のアニメ放送前にライブ配信された「直前生放送」ではしっかりと進行もこなして
「ヒトリダケナンテエラベナイヨー!」などの名言も誕生。

これは凄い逸材を探し当てたと言っていいでしょう。


6月にメットライフドームで開催されることが発表された3rdライブではアニメを題材にしたライブとなるそうなので
同好会の9人を見守る侑ちゃんも何か大きな役割が与えられる事が期待されます。


普通に考えるとアニメ第2期シリーズは間違いない。

それがいつ発表されて、いつ放送が始まるのか。
きっと近いうちにイベントで発表されるでしょう。

まだ発表はされていませんが、きっと次も楽しくなるに決まってるので
今から虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の次の物語がアニメで見られることを楽しみにしています!



<公式サイト>
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