劇場版 アイカツ!、本当の第2シーズン最終回は「大スター宮いちごまつり!」に。


※以下、映画「アイカツ!」の内容を含みます。




多くの人がもう何度も言っていますが
映画「アイカツ!」は、まさに第2期シリーズの本当のラストでした。

美月さんという大きな存在を目標に
1年目、そして2年目を引っ張っていったいちごちゃんの
集大成となる「大スター宮いちごまつり!」を成功させるために周りのみんなが一生懸命に楽しみながらも支えてくれる。

美月さんから、いちごちゃんへ、そして次のあかりちゃんへとバトンを繋いでいく
その様子は寂しくもあり嬉しくもあり、そして格好良くもありました。

第1話から美月さんが立っていた場所に今、いちごちゃんが居る。
そのいちごちゃんを見上げながら新しいアイドル、あかりちゃんたちが上がってくる。
まだまだいちごちゃんにはアイドルを、アイカツを引っ張っていって貰わないといけないのですが
イベントで使ったクリスタルマイクをあかりちゃんに持っていてほしいと手渡したシーンからは自分の役目を理解しているいちごちゃんの成長を感じました。


映画本編が始まって最初、スターライト学園の定例ライブイベントからスタートしたわけですが
そのメンバーがアニメアイカツの原点とも言える、いちごあおいのSoleilメンバーだったことに
少し感動すると同時にここまで来たかと嬉しい気持ちに。

おとめちゃんやユリカ様など他のメンバーを加えて「大スター宮いちごまつり!」を作り上げていき、
イベント当日のピンチもみんなが全力で助けてくれるシーンは「アイカツ」の良いところが詰まっているように思いました。
そしてみんないちごちゃんが大好きなんだなと伝わってきました。

そんな手伝いの中で、「大スター宮いちごまつり!」のパンフレットとして映ったページが
実際に映画のパンフレットにも存在しているというのも面白かったです。


本編中では、あおいちゃん、おとめちゃん、ユリカ様、
さくらちゃん、かえでしおんちゃんのスターライト学園のメインアイドルの他、
ドリアカからは、セイラちゃん、きいちゃん、そらちゃん、マリアちゃん。
これらの第一線で今まで活躍してきたアイドルだけではなく、
第2期で登場し、第2期のラストでアイドルを辞めて自分の道へと進んだみくるちゃんや
サブキャラですが人気のある地下アイドルさんことヒカリ
そしてユニット「スプラッシュ」のミシェル朝美まで関係者席とはいえ登場させてくれたのは素晴らしいです。
スタッフの皆様よく分かってる!ありがとうございます。


劇場版ならではというわけでは無いかもしれませんが
特にあかりちゃんが分かりやすいのですが細かい仕草がとても良かったです。
例えば、椅子に座ってイベントの打ち合わせをしているところに
いちごちゃんが入ってきたらすぐに立ち上がって挨拶したり、
あの場であかりちゃんだけ知らせれていなかった美月さんがアイドル引退を考えているという事を
知ってしまったときのリアクションとそれに対するあおいの対応など。
そんなところにスタッフの愛を感じます。


イベント最後のアンコールで、美月さん、いちごちゃん、そしてあかりちゃんの3人で歌って踊っているシーンは
まさに一つの時代の区切りであり、これから新しいことが始まる事を予感させてくれる、そんな素晴らしいステージでした。
美月さんもアイドルを完全に辞めてしまうわけじゃなくて一安心。
またこのメンバーでのステージが見てみたいです。

そして楽しみにしています、『劇場版「アイカツ!」第2弾』を。

色んな想いが詰まった映画「アイカツ!」、名作でした。
すごく楽しかったです!