五等分の花嫁 12話「結びの伝説2000日目」(最終話)

風太郎自身の体調が相当悪化していましたが
他の3人が居ないところで正体が五月だと言い当てるとは、さすが主人公!

鈍感な主人公が一時期多く見られましたが
風太郎は意外と鋭いし、意外と体力もあるし、なかなか優秀な主人公。

好き、だと自分の気持ちに素直に向き合った三玖。
バカっぽい担当のように見えてちゃんと相手の気持ちを理解してくれる四葉
そんな四葉のように積極的になろうとする五月。
態度を見る限り最後まで金太郎を信じていた二乃。
長女として優しく見守ってくれる一花。

最初の頃を思うと5人との距離が急接近していて
中間テストの勉強に苦労していた時が懐かしいくらい。

三玖は一緒に勉強してくれそうだけど、二乃は逃げそう。
でも中間テストの時のようにはならないはず…、期末テストがどうなるか楽しみですね!




全12話終わりました。

最近のTBSアニメは放送局が極端に少なく、
TBSとBS-TBSのみというものも基本になっている中、
この「五等分の花嫁」は久しぶり位関西エリアのサンテレビでも放送されました。

それだけに思っていた以上にアニメとして見ても楽しい作品で
毎週安定した面白さをしっかり維持していました。


キャラクターは当然5人、
五つ子の姉妹であるヒロインが中心になりますが
それぞれの名前に数字が入っているおかげで
5人ヒロインにも関わらず名前が覚えやすいのは助かりました。


一花は長女らしく落ち着いていて
だけど他の4人より距離があって最初はよく分からない子でしたが
終盤になるにつれ少しだけ本心が見えてきました。

まだ具体的な動きは他の子よりしていませんが
それは長女の余裕なのか…


二乃は金太郎には一目惚れして積極的ですが
風太郎についてはどう思っているのか。
少なくとも悪くは思っていないけど
まだまだ今後の態度の変化が楽しみなキャラクターですね!


三玖はヒロイン、最初にヒロインとして飛び出して
誰よりも一歩先に進んでいるヒロイン。
口調は大人しいタイプですが大好きな歴史の事になると熱くなって
自分の中に芽生えた気持ちにも最後はしっかりと向き合いました。

三玖と居ると落ち着けそう。


四葉は三玖と正反対に元気フルスロットル!

四葉と居ると元気が貰えそうですが
毎日だと疲れてしまうくらい元気な子。

その明るすぎる性格故にバカっぽく見えてしまいますが
急に真面目な表情をした時は
ちゃんと考えて行動してるんだなと思わせてくれます。


五月は風太郎の家の事情を一番よく知っているヒロインなだけに
あそこまで三玖が積極的にヒロインとして出てこなかったら
一番のヒロインは五月になっていたかも。

最後の最後まで風太郎に対してはデレそうでデレないギリギリのラインでしたが
林間学校を経験してからは五月の態度にもきっと変化が見られるはず。

ヒロイン五月の本気はここからです!


そういえば「五等分の花嫁」と言えば、
アニメ放送前に流れていたTVCMでは五つ子全員の声を佐倉綾音が担当していて
アニメ放送中にもそのCMは流れていましたが
五月役の水瀬いのりはそのCMを参考に演技をしてオーディションに挑んで合格したらしいです。

アニメとCMを聴き比べて見ると
意外と違和感が無いことが面白いです。

それだけあやねる(佐倉綾音)の演技力の高さ、完成度の高さが感じられます。



そしてこの「五等分の花嫁」、音楽も良かった。

オープニング主題歌「五等分の気持ち」は五つ子全員で歌っていて
まるで朝起こしてくれるかのようなセリフから始まるその主題歌は
5人で代わる代わる歌っていて
アニメ主題歌らしさ、キャラクターソングらしさがあって、
とても聴いていて楽しいオープニング主題歌になっています。

エンディング主題歌は内田彩の3rdシングル「Sign」、
内田彩はアニメ本編中にはメインキャラとしては登場していないのですが
終盤には松田役としてもアニメ本編に登場。

そしてもう一つ忘れてはいけないのがBGM、劇伴です!

「五等分の花嫁」に使われいているBGMは
他のアニメ作品よりコミカルだったり少し恋愛ゲームのBGMっぽさがあって
意外と最近の深夜アニメでこれくらいのBGMが少なくなっているので
このBGMを聞くだけでも楽しいのでじっくり聴いてみても面白いかも。


「五等分の花嫁」はTBSアニメらしいTBSアニメで
予想していた通りの面白さ、いやそれを超えるアニメ作品に仕上がっていて
毎週楽しみに見ることが出来ました。

五つ子のヒロインの使い方が絶妙で
アニメでは時間の都合で区切りをつけないといけませんが
これから先の展開もきっと楽しいんだろうなと思わせてくれるには十分。

どうやらアニメの評判も良好のようなので
ぜひともアニメでもこの続きが見てみたいですね。

五つ子だから似ているところもあるけど、
五つ子だけど全員それぞれ違っていて、
五つ子ならではの見せ方で、楽しませてもらいました。とても良かったです。


<公式サイト>
TVアニメ「五等分の花嫁」公式ホームページ|TBSテレビ

<関連エントリ>
五等分の花嫁 カテゴリーの記事一覧 - 深夜アニメ実況の果て。

映画「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」

見に行ってきました!

プリキュアの映画は前作と新作を繋ぐ春映画と
純粋な現行作品の劇場版である秋映画に分かれますが、今回は後者。

「スター☆トゥインクルプリキュア」(スタプリ)は
「スマイル」以来の楽しみに毎週見ているプリキュア作品になったので
劇場版も楽しみにしていました。


そして、タイトルに「星のうたに想いをこめて」との言葉が入った今作、
主役は完全にララ、ララとひかるでした。

えれな、まどかの先輩チームは登場こそしますが中心ではなく
そちらのファンの方にとっては少し残念?に思われるかもしれません。

ただ映画のテーマが「星の子」である「UMA」と
自身が宇宙人だからこその大変さや葛藤が生まれるララが居るから成立する物語なので仕方ないです。

ユニも同様に宇宙人枠ですが
ララとはタイプが違うので同じ役割をさせるのは難しい。


始まってすぐ味わえるのが、
劇場版ということで映像とサウンドがTV版より少し豪華なところ。

戦闘シーンでのソレイユシュートの炎の音はなかなかの迫力。

SEだけでなくBGMも豪華で
特に変身時に使われる曲のアレンジバージョンがとても良かったです。

もちろん今回のテーマの1つが「歌」なので
美しい風景の中でキャラクターが歌うシーンも良いものです。

劇中で何度も登場する子供でも歌える「ながれぼしのうた」、
重要なシーンでも流れるメイン主題歌である「Twinkle Stars」の壮大さ

うたとダンス | 映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて


そして劇場版ならではの簡単には倒せない敵の数々。

UMAを狙う宇宙ハンターは
よく見るとなかなかにコミカルなキャラクターばかりなのですが
小さな子供が見ると恐怖感を覚えるだろう圧倒的なパワーと怖さも兼ね備えています。

いつもどおりハンターとも戦いますが攻撃が全く効かず
毎週お見かけするノットレイダーの皆様って一体…と思わないことはないですが
これは映画版の敵キャラの特権、仕方ないです。

そんな戦闘シーンでもやっぱり思ったのですが
キュアミルキーの戦闘スタイルは最近のプリキュアの中でも多彩な部類なんじゃないでしょうか。

メイン技であるミルキーショックが最も見る攻撃ですが
テレビアニメ版でもたまに見かけるシールドや、キックも柔軟に使い分けるなど
実はかなり強いのでは…?

中遠距離で使えて威力もあるのミルキーショック、
自分も仲間も守れるミルキーシールド(仮)、
スターパンチより遠くから攻撃できる中近距離のミルキーキック(仮)

超遠距離攻撃ではセレーネアローがありますし
接近戦ではスターパンチがありますが
ミルキーは攻撃の幅とバランスが取れていて素晴らしい。


絶体絶命のピンチからの大逆転のため
新たな力を得ると共に身にまとった星座のドレスでは
ソレイユが一番お嬢様、姫らしいスタイルで美しい反面、
ミルキーのしし座スタイルは
少しワイルド可愛く「がおー」をポーズと合わせて表現していてまた面白い。


ストーリーについてですが
ララが中心ということもありララには楽しい思いだけじゃなく
大変な目にあったり、頑張ったり、悲しんだり、とても大きく感情が揺れ動く事になりました。

UMAとも別れたくないと思ったときにも
ひかるたちも同意してくれると思ったのにそうじゃなくて動揺したり
それでもUMAのためにUMAの気持ちが大事と気付いて強く前を向いたり。

どれもララのわがままでは決して無くて、
どの気持ちも分かる、分かるけど我慢しないといけない部分なので
ララの想いはすごく分かります。

だからこそ素直なララが羨ましく、ララの想いが理解出来て、
作品にぐっと引き込んでくれました。

そういう意味でも映画の中心をララに任せたのは正解だったと思います。


上映時間にすると実質的には約70分程度、
TVアニメの本編が約23分だとすると、
ちょうどテレビアニメ版の3話分に相当する短い時間。

その短い時間だったとは思えないくらい
壮大な世界と気持ちのぶつかり合い、熱いバトルシーンが詰め込まれていて
映像のみならず全体的なバランスとしても、とても美しい映画だったと思います。

子供だけじゃなく、一緒に観るであろう大人も楽しめる。

単純に賑やかに騒いで楽しい!というだけじゃなく
もしも今は深く分からなかったとしても、
きっといつか再び見た時にララの気持ち理解して考えて得るものがある。

そう思える映画でした。

ここまで心に訴えかける作品になっているとは思わなかったので、
期待していた以上にとても楽しめました。

あとララの格好良さがテレビアニメ版の5割増し、
可愛さが10割増しだった事を書き残しておくルン!


・公式サイト
映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて

盾の勇者の成り上がり 25話「盾の勇者の成り上がり」(最終話)

最終話。

ラルクたちのパーティーとの戦闘、
数の上ではこちらが有利とはいえ戦闘力の高さを考えると
互角に戦えるかも心配なくらいでしたが
クラスアップとレベル上げの効果か、あの強力なラルクの攻撃を受けきっていました。

前回の波のときはタイムアップで逃げ切るしか出来なかったグラスに対しても
瞬時に弱点を見抜いてあと一歩のところまで追い詰める成長っぷり。

世界を守るために戦う意味を考えている間に隙きを見せて
回復こそされてしまいましたが
十分に勝てる状況まで持ち込むとはさすが数々の困難を切り抜けた尚文。

再びタイムアップによりこの戦いはドローになりましたが
次に出会った時は、今度こそどうなることか・・・

やっぱりメルティも加えた4人のパーティーが一番いいですね。

とは言ってられない急な展開も、
メルティがいつも都合よく参加できないだけに
新たなメンバーを探そうとしたところに
弓の勇者に冤罪で捨てられた緑髪のリーシアを拾うことに。

性格故か、弓のパーティーではあまり役立っていなかったようですが
使い方次第では上手くサポート役として活躍してくれそう。


尚文は自分が居なくなったあとの
ラフタリアとフィーロの居場所について考えているという事もあって
大胆にもラフタリアの故郷の領主になる選択をしましたが
その大胆さが逆にラフタリアの不安を煽ってしまったようで
この状態ではしばらくは尚文もこの世界を去れそうにありませんね…





全25話、2クールの放送が終わりました。

昨今、必ずと言っていいほどあるようになった
異世界もの作品の中でも、この作品は当たりと言ってもいいでしょう。

25話という時間を使って物語の始まりから
不遇な扱いから立ち上がり、困難に立ち向かい、
居場所を見つけ、信頼できる仲間と共に次へと進む。

まるでゲーム1本をクリアしたかのような、本を一冊読み終えたかのような、
じっくりと展開するストーリーが描かれていて
1クール作品ではとても表現できないような奥行きのあるアニメになっていたのが印象的です。

それに加えて、どうやら「盾の勇者の成り上がり」は
かなり早く制作が進行していたらしく、
アフレコは放送の1年前にはスタートしていたようです。

アニメーションの制作そのものも
昨今の作品と比べ、ある程度余裕を持って作られていたのか
全25話にも関わらず、初回から最終話まで安定したクオリティを維持しており、
フィーロを中心とした可愛さを表現する細かい動きや
戦闘時の激しい動きも贅沢に序盤から終盤まで表現されていました。

この全25話の時間を有効に使った丁寧で奥行きのあるストーリー、
2クールでも余裕のある制作スケジュールが
この作品の面白さを支えた重要な要素では無いでしょうか。


制作の余裕が垣間見える部分としては
アニメのキービジュアルの豊富さもあるかもしれません。

1クール目、2クール目だけではなく、
カルミラ島へと上陸した残り3話でも新たなキービジュアルを更新。
そしてそれがまた格好いいんです。とても贅沢。


さらにオープニングやエンディングも作品らしさがあって素晴らしく、
MADKIDさんの歌うオープニングの格好良さ、
アニメ本編にも負けないくらいの力強く激しい映像。

ラフタリアの心情を歌うかのような
藤川千愛さんのエンディングの優しさ。

特に後期エンディングの「あたしが隣にいるうちに」の歌詞は
聞けば聞くほど凄い…


キャラクターでは、
最初は不遇な扱いを受け続けた結果、やさぐれたような感じになった尚文も
ラフタリアやフィーロ、メルティなど信頼できる人たちと出会うことで
持ち前の優しさも出てきて、困った人を見捨てず、
助けても決して調子に乗らない。

まさに勇者にふさわしい逸材です。


悲しい過去を持つ、ラフタリア。
だからこそ多くの人に悪者にされた尚文を信じて、大きな力になってくれた。

姿こそ出会った頃から大きく成長しましたが
中身こそあの頃と同じように純粋で、尚文の力になりたいと本気で思っている。

尚文には相手にされていないのがお約束なところですが
まさに嫁、という感じのラフタリアさん。

ラフタリアが悲しい時に尚文はラフタリアを支えてくれて
尚文がピンチの時はラフタリアが駆けつけて支えてくれる。

良い関係性の2人ですね。


フィーロはフィーロ。
卵から巨大な鳥、そして可愛い少女の姿まで変化の幅が大きい事に驚きですが、
どの姿の時でもマスコットとしての存在感は間違いない。

鳥形態の時の走破力、馬車を引くパワー、強力な蹴りを繰り出す身体能力。

少女の姿をしたときの可愛さ、天使さ、愛くるしさ。
それでいて、この姿でも強い。

ラフタリアが少女の姿から成長したのを補完するかのように
小柄で可愛いフィーロは無邪気で元気で、
まさに盾のパーティーの癒やし担当でした。

魔法の糸で作った服も
ふわっとした余裕のある作りで、それが天使さを加速させてくれます。


メルティは参加が遅かったにも関わらず
立派にパーティーの一員としての戦闘力もあり
尚文に対してもヒロインらしい感情を見せてくれる可愛さもありつつ、
次期女王としての意志の強さ、決断力を兼ね備えるのが魅力。

戦闘時には背格好の近いフィーロとの
コンビネーション攻撃は可愛くて強くて印象的ですね。


アニメ以外ではラジオも隔週配信されていて
タイトルは「普通にラジオをお届けしたいラフタリアとフィーロ」

ウェブラジオでは当たり前に使われているBGMも一切無いところからスタートして
"普通のラジオ"を目指す斬新な番組で
パーソナリティを務める瀬戸麻沙美さん、日高里菜さんの仲のいい2人のトークが楽しい番組です。

BGMが無かったり、少なかったりすることでトークがしっかりと聞こえたり
逆に使い所が難しそうな変なBGM、SEが用意されているなど
他のウェブラジオではまず体験できないような
楽しさがあるラジオ、それが「普通にラジオをお届けしたいラフタリアとフィーロ」、「おしたい」です。


その他に変わったところでは、
RPGツクールで作品の内容を再現したゲームを制作、無償配布したことでしょうか

この記事を書いている時点ではまだプレイ出来ていませんが
公式サイトからのダウンロード、もしくはブラウザでプレイすることが出来ます。
こういうアプローチも面白いですね。


最近は2クール作品も少なく、
特にこのようなジャンルでは希少ですが
その2クールの時間を存分に使って他の異世界作品には無いような
じっくりと進む物語、一癖も二癖もある登場キャラの心理描写、
幾度となくぶつかる困難に立ち向かい、世界の謎が少しずつ明らかになっていく。

映像も綺麗で、動きは大胆に、
毎週見ているうちに引き込まれていく、そんな作品でした。

この「盾の勇者の成り上がり」は海外人気も高く、
最終回も続きが気になる展開だっただけに第2期シリーズにも期待してもいいかも知れません。

その時が来た時は、また今回と同じように引き込まれるような
映像と物語の展開に大いに期待したいです。



<公式サイト>
TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』

<関連エントリ>
盾の勇者の成り上がり カテゴリーの記事一覧 - 深夜アニメ実況の果て。

ダンベル何キロ持てる? 12話「バーベル何キロ持てる?」(最終話)

最初から最後まで凄いアニメでした

あのオープニングやエディングの十分過ぎるインパクト、
筋トレを名目に自然に入れてくるサービスカット、
視聴者を飽きさせない筋肉ギャグ

そして、普通に勉強になるトレーニング講座

ギャグアニメっぽいのに、
それだけじゃなく勉強にもなるし筋トレにもなるけど
可愛い部分もあってマッチョもある

いやこれは本当に凄いアニメですよ。

大きな話題にもなりましたし
これは第2期シリーズも夢じゃないです。
ひびきちゃんも痩せちゃいます。


<公式サイト>
TVアニメ「ダンベル何キロ持てる?」公式サイト

<関連エントリ>
ダンベル何キロ持てる? の検索結果 - 深夜アニメ実況の果て。

ありふれた職業で世界最強 11話「化け物たちの休日」

今週は1話完結のおまけのように
あっさりと進むストーリーでしたが新キャラも登場しました。

海人族のミュウ(CV.小倉唯)、
小さな女の子で年齢は4歳だとか。

ハジメはリーマンから話を聞いていたからか
ミュウの気配を感じてはすぐに保護し、食べ物や服を与えてあげたり
最初からやけに優しかったのは相手が小さな子供だからなのか、
それともユエたちに出会って少しずつ余裕が出来てきたのでしょうか。

敵組織も人数やボスの態度から
もう少し見せ場を作ってくれるのかとハジメとのバトルシーンにも期待したのですが
特に何も駆け引きなく一瞬で終了。

1話完結の使い捨て敵キャラの悲しい運命です。

ひとりぼっちの○○生活 12話「もしかしたらきっと」(最終話)

ついに最終回。

前回はなこちゃんに言われて
自分だけスマホを持っていない事に絶望していたぼっちちゃんも
仲間に入れて嬉しそうですね。

素直に信じてしまうぼっちちゃんを
なこちゃんは相変わらず軽くいじってくる来ますが
逆にぼっちちゃんも写真と見せかけて
動画撮影するテクニックで返すところが友達らしくて良い光景。

教室で4人で会話しているときに当然のように
ぼっちちゃんの椅子に一緒にアルちゃんが座ってくるのも可愛くて最高です。

そして今回は何と言っても佳子ちゃんの笑顔、笑顔!、笑顔!!

全力笑顔の佳子ちゃんがこんなにも可愛いとは。
クールな佳子ちゃんも十分に可愛いのですが
こんな笑顔を見せられたらますます友達として攻略しなくては!

佳子ちゃんはぼっちちゃんの事をまだ友達とは認めてくれませんが
明らかに態度は少しずつデレて…変わってきているので
このままぼっちちゃんには頑張ってもらいたいところです。


かこちゃんに言われてクラス全員と友達になろうと
ぼっちちゃんが必死に頑張って1年間で出来た友達は、6人。

なこちゃん、アルちゃん、ソトカちゃん
ペコちゃん、衣抄ちゃん、真世ちゃん。

クラスメイトの人数から考えるとまだまだ少ないですが
ぼっちちゃんの最初の性格を考えると驚くほどの成果です。

そのぼっちちゃんの頑張りが
直接言葉をかわさなくてもかこちゃんに伝わっているところも
またこの2人らしい、親友らしくて良いものですね。



全12話、終わりました。


最初はぼっちちゃんが頑張って友達を増やしていくだけの
ちょっとしたギャグありの作品かと思いましたが
最後まで見ると少しいい話でもあって、毎週楽しい時間でした。

名前を見るとその子の設定が分かる
最近ではほぼ見かけないような尖ったキャラ設定が特徴のこの作品。

名前のインパクトに負けないくらい
どのキャラクターも飛び抜けた特徴がある子たちばかりで、
だけど不思議と見ていると馴染んでくるから不思議です。


ぼっちちゃんは他人の接し方が少しズレていたり
緊張しすぎると気絶したりリバースしてしまったり色々と大丈夫かと心配になるけど
誰よりも頑張っていて、友達思いで、いい子。

キャストの森下千咲さんはアニメでメインキャラを演じるのは恐らく初めてですが
そうとは思えないくらい見事な演技力で驚くばかりです。

ぼっちちゃんの可愛い部分はしっかりと可愛く、
独特な「ああー!」という叫び声はインパクト十分に、
そしてあまり他では演じることも少ないだろうリバースも見事に対応。

声も可愛らしくて演技力も高い、
声優としてのポテンシャルの高さは素晴らしく、
これからの活躍にも注目していきたいです。

きっともっと凄い声優さんになるでしょう。


なこちゃんは見た目は派手で初対面では話しかけづらいけど
実は不良とは正反対の素直で苦手な事もある普通の子。
軽くいじってくる事もありますが、ちゃんとぼっちちゃんの事を見ています。

アルちゃんは残念だけど、その残念さが可愛い。
常考えられないくらい残念だけど、残念ハンガーだけど、
間違えて小学生の格好してミエルちゃんを名乗ってしまうくらい残念だけど、そこが可愛い。

ぼっちちゃんが急に真世に仕事をもらって千羽鶴を折ると言い始めたときも
ちゃんとそれに付き合ってくれて、からかったり手を抜く事もせずに
真面目に折ってあげていたところも、副委員長らしく世話焼きなところもポイントです。
4人で会話する時にぼっちちゃんの椅子に半分座ってくるところも。

トカちゃんも負けず劣らず変わった子だけど
いろんな事を考えて友達になるか弟子になるか真剣に悩んで
ぼっちちゃんの事を想ってくれるいい子なんです。


そうです。
この作品にはいい子しか居ないんです。

悪い子を考える子なんて誰ひとり無い
だからこそぼっちちゃんが変わったことをしてしまったとしても
性格がぶっ飛んでいる子がいたとしても安心して見ていられるのかも知れません。


そしてこの作品、オープニングも良く出来てるんです。

メインキャラ4人で歌う「ひとりぼっちのモノローグ」は
作品にピッタリの歌詞や楽しいメロディになっていて、
それに合わせて繰り広げられるOP映像では
キャラクターの性格を完璧に表す動きと
次々と大胆に切り替わる映像に毎週見ていても飽きない楽しさがあります。

OP始まってすぐの「友達になりたい!」の歌詞に合わせての
ぼっちちゃんの不安も混じっただけど一生懸命の動きと表情。素晴らしい。

「おふとんぬくぬく」でのぼっちちゃんの素早い動き、
本編でもこの素早さは確認出来ますがここもぼっちちゃんの可愛いポイントで
それをOPで毎週見られるのはありがたい。

「平行線♪」のメロディに合わせて完璧にポーズを決めるアルちゃん。最高です。

いきなりぼっちちゃんを投げ飛ばすかこちゃん、
普通に考えて親友に対して大変なアクションですが
アスリート並の完璧な回転からの投げ、そしてこの表情にはいろんな想いが詰まっています。

ラスト、見事なぼっちちゃんの着地。
もう体操の選手です。


エンディングはぼっちちゃんのソロである「ね、いっしょにかえろ。」

賑やかなOPとはまた雰囲気も違って、
歌詞にぼっちちゃんの気持ちが詰まっている綺麗な曲。

少しずつ友達が加わっていく映像もあって
見ていると優しい気持ちにさせてくれます。


そしてこの作品、実は「ひとりぼっちの◯◯ラジオ生活」というタイトルの
ウェブラジオ番組も毎週配信されているのですが、
実はラジオ初挑戦のぼっち役の森下千咲さんと
様々な経験が豊富な田中美海さんのコンビが他の番組にない不思議なテンポで
アニメ本編の何気ない会話を聞いているようでとても楽しい。

普段当たり前のように聞き流してしまうようなラジオ番組の制作の疑問を
美海さんに素直にぶつけてみる森下さんは、まさにぼっちちゃんそのもの。

ラジオ初挑戦とは思えない堂々たる森下さんのトーク術にも注目の番組でした。

この番組自体はアニメ最終話放送の翌週をもって
最終回を迎えてしまうのが寂しいです。


「ひとりぼっちの○○生活」は
ふと何気なく見ても、楽しい、と優しい気持ちが伝わってくる
そして一生懸命のぼっちちゃんを気づくと応援したくなる、そんな作品でした。

いい作品です。


<公式サイト>
TVアニメ「ひとりぼっちの○○生活」公式サイト

<関連エントリ>
ひとりぼっちの○○生活 カテゴリーの記事一覧 - 深夜アニメ実況の果て。

可愛ければ変態でも好きになってくれますか? 11話「水着を脱いだシンデレラ!?」

ついに来ました、水着回

妙に準備周到で序盤から様子がおかしい慧輝でしたが
全てはシンデレラ特定のための計画。

紗雪さんでもなく、唯花ちゃんでも無かったとなると…、瑞葉。

もし間違っていたとしても瑞葉ならすぐに許してくれそうですし
手っ取り早く確実に確認する手段としては最速で一瞬で決まる現物確認を行いましたが見事正解。

本当の兄妹ではないことも瑞葉だけが気づいていたようで
もう2人を阻む障害はありません!

次回、最終回。

ついにシンデレラを特定した慧輝、
その上で瑞葉は、他のヒロインはどのような行動を取るのか。

そして今週の小春ちゃん
小柄な小春ちゃんにはピッタリの水着姿でした。

グランベルム 11話「たとえさよならが届かなくても」

最終決戦を目前に、
それぞれの想いを、心の整理をする時間。

満月ちゃん強いですね。

自らの正体が明らかになってからも
四翠さんやクラスメイトの僅かな会話から希望を見い出し、
新月ちゃんが迷わないように、そのまま新月ちゃんが先に進めるように
自らの存在が消えることを改めて受け入れる。

しかも周りの人が悲しまないように
少しずつ、少しずつ存在を薄くしていって。新月ちゃんには効かなかったけど。
それも満月ちゃんの覚悟と気遣い。

グランベルムを制して、プリンセプスの魔術師となり、
魔法をなくせば新月ちゃんの当初の悲願が達成される。
でも魔法をなくせば、満月ちゃんは消えて無くなる。

新月ちゃんはどうするのか。

強敵、水晶との戦いはどうなるのか。

彼方のアストラ 11話「CONFESSION」

シャルスがこれまでの事情と
アリエスの過去を全て種明かししていく過去話回だけで終わりそうで
なかなか厳しい展開を見せてきました。

ようやくこの事件とそれに至る全容が見えてきたのに、
あと一歩で星に帰れるところまで無事にやってきたのに、
カナタだけが取り返しのつかないことに・・・

十種競技やその身体能力が特徴のカナタにとって
この損失は大きすぎる。

この世界の技術力なら何とかしてくれそうだけど
あともう少しでこれは、相当痛い。

次回、最終回。
第1話と同様に1時間SP枠になっています。

可愛ければ変態でも好きになってくれますか? 10話「奴隷になった王子様!?」

唯花ちゃん、いや、唯花様に振り回される生活も楽しそうですね。

先週の紗雪さんから、今週は唯花ちゃんに振り回されつつ
シンデレラとしての証拠を掴もうとするも
証拠どころかもっとひどい変態さを見せつけられる安心のオチ

でも結果的に唯花ちゃんの過去や、
慧輝をどうして気に入るようになったかと言う話を聞けたので
親密度はきっと上がったはず。

次回は、水着回

グランベルム 10話「もの思う人形」

ついに明らかになる満月ちゃんの正体。

新月ちゃん自身も分からなかったとしても
満月ちゃんとしては世界が、記憶が、自らの存在が全てが覆ってしまう衝撃。

さらに追い打ちをかけるように魔力で維持されていた
満月ちゃんそのものが認識されなくなり、
希望ちゃんからも、両親からも、分かってもらえなくて

だからこそ状況を把握していて
手を差し伸べてくれるねね姉の存在が大きすぎます。

部屋まで貸してくれると申し出てくれるなんて
菜々、美々もいい子。
もう満月ちゃん、ねね姉の家の子になろ?


突然、突き落とされた満月ちゃんが再び立ち上がる。
新月ちゃんがグランベルムで勝った時、満月ちゃんが消えてしまうとしても…

それでも九音ちゃんは・・・

天体のメソッド 17話「もうひとつの願い」

2014年の10月から12月に放送されたTVアニメ「天体のメソッド」、
その続きの物語になる第17話が5年の時を経て公開されました。



時間にすると約30分弱と、TVアニメの1話より数分長い程度ですが
その短い時間の中には「そらメソ」の良いところが詰まっていて
制作陣の作品を大切にする気持ちが伝わってきます。

ふわっとした部分としっかりした部分を持つ乃々香は
いつ見てもやっぱり可愛い!

その乃々香の隣にいるノエルは
今までのように無邪気に走り回りながらも
前よりも少しお姉さん?になったような雰囲気も感じます。
少し、成長したんです。

キャロルがいつか見た光景のように
「円盤反対!」運動をやっているのを見ていられなくなった柚季が
自然と本当の「円盤反対!」のやり方を伝授しようとするところは微笑ましい。

「円盤反対!」の先輩である柚季だからこそのシーンでした。

他にも奏太が帰ってきたときに誰よりも早く気付いて空気の読める行動をしてくれるこはる、
柔らかくなった汐音などなど。

汐音はかつての自分を見るように
あのベンチに1人で座っている悩めるキャロルに
あのときの自分に語りかけるようにアドバイスをしてあげるなど
柔らかくなった汐音の頼れるお姉さん感!


30分という短い時間の間には、自然に抱き合う乃々香とノエルや
しっかり用意されていたノエルとキャロルの温泉シーン!
懐かしの聖地でもあるセイコーマートなど見どころも多いです。


この街にずっと乃々香といることを選んだノエル、
円盤として役目を果たしていないノエルを追い出そうとするキャロル。

次第にどうしていいか分からなくなるキャロルに
これまでの様々な経験があったメンバーだからこそのアドバイスで背中を押してあげる展開に
そらメソ1話からの困難や積み重ねがここに繋がっているのを感じます。


新シリーズではなく、新エピソードとい形なので
オープニングもエンディングも同じものが使われましたが
「そらメソ」はどちらもクオリティが高く素晴らしいものなので
むしろ久しぶりに見ることが出来て嬉しい。

アイキャッチ2枚、エンドカード1枚も
柔らかいタッチで描かれてあり美しく、そして当然のように可愛い。良いですね。


キャロルもノエルも一緒に、雪の降る日に再び全員で集まって誕生日が祝える。
それだけでも全てが微笑ましい。

「そらメソ」はこの空気感が良いんです。


久しぶりとなる「天体のメソッド」になりましたが
やはり個人的にも思い入れのある作品の1つなので
今見ても綺麗だし可愛いし、良い作品です。

今回は第17話としてネット配信という形になりましたが
この第17話がもっと多くの人に広がると次の展開にも期待しても良いみたいですよ。

乃々香もノエルも、かわいい。


<公式サイト>
TVアニメ「天体のメソッド」公式サイト

Re:ステージ! ドリームデイズ♪ 10話「戦闘力がどんどん上昇している」

稀星学園の本校への潜入回。

3年生組はお休みなのかなと思わせておいて
結局は全員で潜入。

一番の目的は本校のトップアイドルであるステラマリスの敵情視察ですが
同じく本校のグループであるトロワアンジュや、
別の学校なのに潜入してきていたテトラルキアなど
これまで本編中ではあまり出番が無かった子たちも一気に登場。

テトラルキアの全員元気さ、トロワアンジュの優雅さ、
個性豊か過ぎるグループの紹介にはピッタリの登場シーンでした。


そして第2ラウンドへの突入する、紗由さんと珊瑚ちゃんの戦い・・・

珊瑚ちゃんは一歩間違えると嫌われてしまいそうな立ち位置なのですが
1年生で、ちっちゃくて、ツインテールで、子供っぽいところが可愛いので
やっぱりステラマリスの癒やしマスコットキャラです。

紗由さんは舞菜を守るため、と
珊瑚ちゃんとの戦いに挑みますが、この2人どう見ても仲良しですね。

また次回の紗由さん珊瑚ちゃん対決をお楽しみに。


一人になった舞菜は、再び碧音お姉ちゃんとの再会を果たしますが、
予選大会の時のように逃げ出す事はなく、
碧音のいつこっち(本校)に帰ってくるの?という問に対しても
しっかりとした口調で戻らない、KiRaReのみんなと一緒にいると返答したところに
この短期間での舞菜の成長を感じられて、とても、とても良いですね…


そんな中、来週は「総集編」という形になりますが
これは不測の事態の結果ではなく、計画通りなので放送スケジュール、話数への影響はありません。

サブタイトルは「駄ポエムは駄ポエム」

誰の駄ポエムか、分かりますね。

彼方のアストラ 10話「CULPRIT」

アストラへの帰還も確実となったところで
忘れかけていた刺客の問題に

さすが主役だけあってカナタの冷静な推理、
そして犯人を裏付ける強力な武器になったアリエスの記憶能力が役立ちました。

ポリ姉の情報によってワームホールの存在に気づけたのと
これまでの旅で仲間以上の固い絆で結ばれた存在が居たからこそ
見事にシャルスを罠にはめることも出来て、直前で全滅だけは避けられそうです。

次々とこれまでの謎が明らかになっていきますが
次回はどうなるのでしょうか。