ひきこまり吸血姫の悶々 04話「孤紅の恤(とむらい)」

ミリセントも確かに不幸な境遇にあって
可哀想な存在なのかもしれない

それでも、その影響があったとしても
当時のヴィルやコマリ、その周りの子に対しての
やり方が度を超えていたのは明らかで

あのときコマリが居なければ
もっと酷いことになっていたかもしれない。


本当は怖いし嫌だし行きたくないけど
ヴィルを助けるために覚悟を決めて呼び出された場所に来たコマリ様は

今までには無いくらい俊敏な動きで
身のこなしは普通に戦えそうな、
しかもそれなりに強そうな空気なのは少し意外だったかも。

ただそれでも本気でコマリに復習するために
神器まで持ち出して命を取りに来ているミリセント相手には分が悪かった

でもヴィルは全部知っていたんですね

コマリ様を覚醒させるにはどうすればいいか、烈核解放するとどうなるか、
それを分かった上での形勢逆転の一手。

魔力の大幅な向上、姿を捉えられないくらいの高速移動、圧倒的なパワー

いくら吸血鬼だとしても
これちょっと全方位に強すぎませんか?

烈核解放してからは軽くミリセントを無力化しちゃいましたが

どうやら記憶も吹っ飛ぶらしく
それもまた怖い

今回のように敵だけを排除するだけならいいけど
どうやら父親の話によると
以前、血を飲んでしまったときには周りの人を全員やっちゃったみたいなので
これはあまりにも取扱い注意過ぎる。

コマリ様の攻撃は神器によるものとは違うので
対象のエリア内であれば復活するとはいえ
敵味方関係なく暴れられては周りの対応もそうなっちゃいますよね…

その瞬間の記憶がないままの方がコマリ様にとって幸せなのか、
なかなか難しい問題です。

それはそうと今回ミリセントとして
大暴れするCV,雨宮天さんの演技、素晴らしかったです。