ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 08話「しずく、モノクローム」

しずく回。

幼少期の事から自分を演じる事にして
演劇部としてもその力を発揮してきたしずくちゃんにとって
演劇の場で自分をさらけ出す事を求められるのは一番困惑してしまうところ

それもインタビューに主演として答えた直後に
一度決まったはずの主演を降板、再オーディションとなると
余計にプレッシャーもかかって焦りも出るのは無理もない

そんな不安なしずくちゃんの様子に誰よりも早く勘付いて
動き始めたのがかすみん

同じ1年生ズの璃奈と2人でしずくちゃんを連れ回して
美味しいものを食べたり買い物をしたり
元気づけようとしてくれるかすみんと璃奈ちゃん

それでもふとしたきっかけで浮かない表情に戻ってしまう
笑っていても今のそれは演じた笑顔

それでも、しずくちゃんが悩む時、かすみんが力になる

しずくちゃんと仲の良いかすみんだからこそ力になりたい

感情を外に表現出来ずに悩んだ璃奈ちゃんは
愛さんが引っ張ってくれた、それで先に進むことが出来た。

じゃあ、しずくちゃんの背中を押してあげられるのは誰…?

その答えを人に言われなくても次の瞬間には荷物も置いたままで
全速力でしずくちゃんの元へと駆け出すかすみん


自分をさらけ出す事は誰だって怖い
演じていない自分を見せることで誰かに嫌われるかも知れない

それでもそんな自分を好きになってくれる人がいる

「わたしは、桜坂しずくの事、大好きだから!」

しずくちゃんの事が好きな人がここに1人いる

その気持ちをかすみんが自分自身の全力で
頑固なしずくちゃんにぶつけて、しずくちゃんの背中を押してあげる

いつもとは違う真面目なかすみんだからこそ
真剣な気持ちが伝わってきます。

しずくちゃんは一歩先に踏み出すことが出来た。

かすみんがしずくちゃんの事を
真剣に心配して、本気で応援しているのは
本番の舞台が終わったときの拍手を見ているだけでもわかります。

しずくちゃんとかすみん、良い関係性の2人です。


さて次回は担当回としてはラストになる果林さん回へ