ベン・トー 12話「国産うなぎ弁当 790kcal」 (最終話)

最終話です。

最初、始まった時はなんだこの設定の作品はと思いましたが
最後まであのテンションで駆け抜けてくれて普通に面白かったです。

一言で言えば単純に半額の弁当を取り合ってるだけなのに
なぜか熱いあの展開。
変態と言われているのにちょっとかっこ良かったじゃないですか。

本格参戦は途中からとなった双子の沢桔姉妹も
話を熱く盛り上げるのに上手く作用していました。
あれぐらい強くないとバランスとれませんから。

強いと言えば佐藤、
最初は素人だったはずなのに
気づけば普通に強くなっていたのには驚きです。
毎日のように戦いを繰り広げるとああなれるんでしょうか。

他にベン・トーも面白い部分といえば
こだわりの弁当作画担当による弁当の描写の他にも
実在する企業に協力してもらっている部分がなかなかリアルで物語の楽しさの大きなポイントになっていました。

主に協力企業はセガ大塚製薬ですが、
製品としては定番のどん兵衛、さらに序盤には氷結の魔女の由来になった氷結
それにソイジョイカロリーメイト、11話ではタイトルにもなったポカリスエットなど
それだけを見ていてもなかなか笑える楽しいものに。

あとスーパーの店内BGMも1曲や2曲じゃなく
それぞれちゃんと別のものが用意してあったのにもこだわりを感じました。

ただ半額弁当を取り合っているだけなのに
冷静に見ると馬鹿馬鹿しいと思われることを全力でやる。
その面白さはまさに深夜アニメにぴったり、
1クール全12話の「ベン・トー」、存分に楽しませて頂きました。


<公式サイト>
TVアニメ「ベン・トー」公式サイト

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