Vivy -Fluorite Eye's Song- 10話「Vivy Score -心を込めて歌うということ-」

ディーヴァが製造されてから66年
マツモトと出会ってから65年

オフィーリア事件のあの日から45年と半年

その日から、
歌えなくなったヴィヴィが歌える曲を作ろうと頑張って20年

流れるように一気に月日は流れていく


ヴィヴィが何年経っても行き詰まっていた曲作りは
20年目にしてメロディが完成して

ヴィヴィのこれまでの歩みを表現した
その曲がこれまでエンディング曲として使われてきたあのメロディで
これまでそのエンディングは歌詞もなく、タイトルも無いものでしたが
ついに動きがあるのかと期待した

期待したのに

曲の完成と同時にスリープ状態に入ったヴィヴィが再び目覚めた時には
人類とAIの戦争が始まっていた…


これまでのマツモトと歩んできた約100年間は何だったのか
全ての作戦は成功したはずなのに、シンギュラリティ計画は完全に失敗した。

どこで失敗したのか


人々に襲いかかるAIは、ヴィヴィが作った曲を口ずさんでいる

つまりイレギュラーがあったとすれば
それは、ヴィヴィ自身、か…

しかもヴィヴィの曲が完成に動いたきっかけが
松本の言葉なだけに皮肉です


マツモトだけでなく、松本修・本人とも出会って
ここから、この状態から逆転の方法はあるのでしょうか

物語はラストに向かって大きく動き出しました。


次回のサブタイトル「World's End Modulation -西暦2161年4月11日-」

ついにその日が来る。