ゆるキャン△ 12話「ふじさんとゆるキャンガール」(最終話)

最後までゆるーくキャンプでした。

キャンプ場での夜をみんなで楽しんで
早朝の空気の中で朝食を作り、みんなで登ってくる太陽を浴びながら食べる。

仲のいいみんなと自然の中で
ゆったり過ごす時間と空間が最後まで大事にされていました。


キャンプを題材にしているだけに、自然の中での描写が多い「ゆるキャン」。
しかしみんな高校生ということでスマートフォンなどデジタル製品も出てきますが
それもキャンプの邪魔にならないように上手く描いていたのが印象的。

特にここ最近のアニメではスマートフォンでのメッセージングを描く作品が複数出てきましたが
どれも吹き出し画面をそのまま出して違和感が多いものばかりでしたが
ゆるキャン」では可愛いアイコンと感情が伝わってくるセリフと演技で
世界観を壊すこと無く、むしろもっと場面を盛り上げるように上手く活用されていました。

最終話ではタブレットを持ち込んで
アニメやバラエティ番組をみんなで鑑賞するシーンもありましたね。


キャンプの楽しさを伝えてくれた大事なキャラクターが志摩リン、しまりんちゃん。

一見ソロキャンプ好きだしクールな感じの口調と表情ですが
実際はツッコミを入れたり軽くボケてみたり感情表現が豊かで
常時テンション高めななでしこちゃん相手にもしまりんは負けない逸材。

髪型はキャンプ中は「しまりんだんご」にしている事が多いけど
それを解いた時のとても長い髪が綺麗で可愛い。もっと見たかった。

なでしこちゃんは常に元気いっぱいだけど
他の作品にありがちなトラブルメーカーというわけではなく
しっかりしている子で、どんな時でも場を明るくしてくれる大事な存在でした。

1話での衝撃的な出会いから最終話では
すっかり仲良しになったなでしこちゃんとしまりん。この2人、良いですね。


作品を彩る主題歌も世界観に沿っていて、
聞いているだけで風景が浮かぶようなメロディ

オープニングの映像はとても芸術的なデザインで
流れるように次々と変わる場面は
スタッフ表記を読ませる気が無いんじゃないかと思うくらいよく動いていて
他ではあまり見られない特徴的なもので面白かったです。

何よりもオープニングの中でも衝撃のカットの1つである
空飛ぶテントがまさかアニメ本編で登場することになろうとは・・・


毎週ゆるーく、まったり見れてゆったり楽しめる「ゆるキャン」。
癒やしと可愛さが詰まった楽しい作品でした。

話題にもなったので2期にも期待できるかも。




<公式サイト>
TVアニメ「ゆるキャン△」公式サイト

<関連エントリ>
[ゆるキャン△] - 深夜アニメ実況の果て