三者三葉 12話「もうパンの耳は卒業しますわ」(最終話)

どうせ夢オチだろうと分かっていても抑えきれない双葉の違和感!
照は実はこれが素なんじゃないかと受け入れられるけど、双葉は。

ただ葉子様の平手打ちはご褒美で間違いないですから
山路はもっと喜ばなくてはいけません。


葉子様の珍しい髪型も見られた今回ですが
意外と葉子様なら色んな髪型も似合ってしまいそう。
でも切ってはいけない。その姫カットは絶対必要。


突然バイト先に現れたお嬢様時代の友達も
この手の関係だと少し嫌な性格になりがちなのが定番ながらも
最後は良い子だったので安心しました。
全力で対応した葉子様はいっぱいいっぱいだったみたいですが。


最後は第1話の最初からは考えられないくらいに
本当に仲良しになった3人で元気に楽しく校内を駆けていく
とても美しいシーンでした。

葉子様は美しい。

しかし葉子様にインスタント焼きそばはまだ早い。



三者三葉」は今期期待のアニメの1本だったのですが
見事にその期待に応えてくれました。

第1話から最終話までとても安定していて
葉子様、双葉、照の3人を中心としたストーリーは安心感がありました。

もう少し西山ちゃんに優しくしてあげて!とは思いましたが
それが照なりの優しさなのでしょう。

元お嬢様の葉子様は、お嬢様っぽいのに庶民的
美しいのにどこか天然、、だけどそれが可愛くて親しみやすい。

和久井優さんのお嬢様ボイスの効果もあって
ずっと最後まで安定して葉子様は魅力的でした。





アニメ「三者三葉」は荒井チェリー作品繋がりということもあり
未確認で進行形」の時の手法も一部取り入れられていて
その代表的なものが毎週のニコ生だったのですが、
番組の多くの部分を「三者三葉」として新たに作りなおして
大成功を収めた「未確認で進行形」のニコ生に引っ張られる事なく
最後まで駆け抜けたのは評価して良いと思います。

和久井優(優様)、金澤まい(かなまい)、今村彩夏(あやむら)の3人の不思議なバランスで
毎週テンション高く、笑いながら見られる空間は素晴らしいものでした。

ロケ(試練)企画では、
優様のロケでの山賊行為(数十円で買い物したり様子を見に来た桜役の夏野菜緒さんに半ば強引に奢らせたりして番組から渡された予算を遥かに上回る買い物をする)や、
あやむらの苦手な動物の克服企画などなど、アクティブな企画と「みでし」を継ぐ映像作りは見事です。

毎週ニコ生が配信された特徴的な人工芝のスタジオは
アニメのオープニングでも登場するなどアニメとのリンクする部分があるのも面白いところです。


アニメでもニコ生でも「三者三葉」らしさをしっかり引き出して
1クールの短い期間でしたが存分に「三者三葉」で楽しませてもらいました。

葉子様にパンの耳を買ってあげたい。




<公式サイト>
TVアニメ『三者三葉』公式サイト

<関連エントリ>
[三者三葉] - 深夜アニメ実況の果て