全12話＋特別編の放送が終わりました。
最終話の前に放送された特別編「最終回直前SP」で
11話までの話を僅かな時間で振り返れたように
実際に本編として内容があるのは終盤になってから。
前半は内容があるようで無いような、
いわゆる日常パートが長めだったのがアニメ「FA」で気になったところ。
その割には最終話では耐え切れずに学院を出ていってしまった瑛里華を
呼び戻しに行くというミッションはクリアしたものの
問題の本質は何も変わっておらず、
解決したように見えて何も解決しなかったなんて…。
原作がどういうENDなのかは知りませんが
これはさすがに消化不良と言わざるをえないかと。
11話の直後に特別編を放送しているので
放送時間が足りなかったという事は無いと思います。
ただ、前にオーガストアニメで話題になったあの「けよりな」に比べれば
別次元と言えるほどに良くなってます、何もかも違うので言うまでもありませんが。
べっかんこう原画を上手くアニメーションして最後まで特に崩れなかったのは
さすがPCゲーム原作アニメを数多く手がけるfeel.、そしてZEXCS。
どのヒロインも可愛かったと思います。
けどメインヒロインな瑛里華の出番が多くなってしまうのは仕方ないですが
悠木姉妹（かなで、陽菜）、白ちゃんの出番がもっと欲しかった！
白ちゃんなんてあっち側の人間なのに会長や兄様からは最後まであっち行ってろ、黙ってろ扱い。
そんなのあんまりじゃない！
直前SPで中の人こと由香里さんも言ってたと思いますが
白ちゃん最大の見せ場はやっぱり第7話。（Link）
「来ないでくださ〜い！」、もうこのシーンがあれば良いです。
一方の悠木姉妹も孝平の部屋でお茶会などして
接近するシーンは多いのですが、
1人1人時間を掛けての見せ場という見せ場がやっぱり少なかったです。
二人の話というと第6話、1話で話がまとまってしまいましたが二人のための第6話。
まぁ、桐葉は…。
そういえば最終話は俗にいう、べっかんこう立ちが多かったように思います、
ラストでも瑛里華がしてましたし、やっぱりアニメ制作側としても意識して描いてきたのでしょうか。
そんな感じでストーリー的にはあともう一歩、でしたが
それ以外の部分では他作品と比べても悪くはない出来だったと思います。
もし次に新たにオーガスト作品、候補としては「穢翼のユースティア」がアニメ化されるなら
ストーリーも含めて頑張ってくれると期待しています。
＜公式サイト＞
FORTUNE ARTERIAL−フォーチュンアテリアル−赤い約束 ※音量注意
