恋する小惑星 09話「本当の気持ち」

いろんなものが動いて、
いろんな気持ちが動いた回でした。

あおちゃんの、みらちゃんの家にお世話になる作戦は
ノリの良い木ノ幡家と部のみんなで考えた資料とアドバイスのおかげで
なんとか認めて貰えた無事に解決。

同居生活の初日から些細なことで喧嘩してしまう2人が
みらとあおらしくて良いですね。

生徒会長をやっていただけあって
こんな時のみら姉のアドバイスは凄いです。


それぞれの進路に進む直前のイベントとなるバレンタインでは
桜ちゃん先輩も今回は勇気を出してすずちゃんと一緒にチョコを作る姿が
ストレートには気持ちを出さないけど一番想っている桜ちゃんらしくて、最高。

しかも完成したチョコが
地学部らしいデザインになっていて完成度が高い。

すずちゃんもチョコを握りしめて頑張ってました。


そしてついにやってきた、卒業式の日。

卒業する桜ちゃん先輩とモンロー先輩にみんなで記念品した記念品、
天文や地学にちなんで、一緒に頑張った星咲祭の記憶が蘇るものだったり、
さらにはページを追加したアルバムだったりと
一つ一つに思い出と気持ちがこもっていて、
すごく良い関係性がこのシーンに詰まっていました。

1年前の地学部と天文部の合併から
本当に自分は楽しめていたのかと考え続けていたモンロー先輩も
最後に自分でも気付いていなかったくらい心から楽しんでいたのだと
笑顔の写真を見て改めて理解し、ふと涙が流れるのも、美しい。

別れは悲しいけど部員全員が出会って、笑って、最高の友達になって、
それぞれ一歩前に前進していく、良いですね…

挿入歌として流れた
あおちゃんのキャラクターソング、「君と見た星」もいい曲でした。


さて、別れがあれば、次は出会いの季節。
新入部員として、ついにあの子が動き出しそうです。