2009年も終わり、今年のアニメを振り返ってみる話とか

2009年も最終日なのでまずはアニメの話など

いつも今期はアニメのラインナップが微妙だなとか言いながらも
今年は色んな楽しいアニメが放送されました。

4シーズンに別けて見たアニメのほとんど全てを振り返ってみます。

まずは2009年1月期

屍姫 玄」は「赫」の続編でその独特な世界観と声優の演技に様々な話題を提供しました、
次に「まりあ†ほりっく」は来年1月から再放送も決定している作品ですが
盛り上がる"男の娘"ジャンルの波に乗り、シャフトのクオリティを発揮した作品には大盛り上がり
EDテーマも話題になりました。

ドルアーガの塔」もありましたね、GONZOには本当に頑張って欲しい。
鉄腕バーディー DECODE:02」はタイトル通り2期シリーズでそこまで大きな話題にはならなかったものの
視聴者の間では結構評価が高い印象です。
夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜」は関西エリアでは1クール遅れての放送で
先に放送されたところではそこまで評価が高くないとの情報が事前に入っていたのですが
実際見てみると普通に面白く仕上がってました、
特にこれというポイントは無いのですが、あくまでも普通に。

このアニメは一体何なんだと始まったのが「RIDE BACK -ライドバック-
絶対に可変バイクレースアニメだと思ってたのに
途中から敵組織との戦いになるとは予想できませんでした、奈々さまアニメです。

富士見ファンタジア作品のアニメ化作品といえば、まずは「鋼殻のレギオス
フォンフォンのあまりの強すぎる戦いとテンションの上がる戦闘BGMは爽快
蹴りが強力なフェリちゃん可愛かったです、蹴ってください。

「やなこった!」と言えば「空を見上げる少女の瞳に映る世界」
最近の評価の高い作品を作る京アニとしては特殊な作品。
内容自体はまぁ…というのは否定しませんが、キャラが可愛かったから良いじゃない!というのが私の評価。
明日のよいち!」、凄かった

続いて2009年4月期、春です。

この時期に始まったのが「涼宮ハルヒの憂鬱(2)」
再放送なのか新作なのかと言われていましたが新作を挟んでの改めて放送という珍しい形態。
新作「笹の葉ラプソディ」が放送され盛り上がっているところに
問題の「エンドレスエイト」、
関西エリアでは最速放送なので「続くか、終わるか!?」というドキドキ感が味わえたので良かったのですが
その他のエリアでは続くことが分かっているので自然と評価は…。
さすがに"8回"繰り返すのはやりすぎ、3回くらいが良かったかも。

バスカッシュ!」は放送前の番宣CMが一部で話題になるなど変な盛り上がり方から始まったした作品、
普通にビックフットに乗り込んでバスケするアニメ化と思ったら
思わぬ方向に話は展開していき、ついには制作スタッフが一部変更になる迷走、
色々と惜しかったのかも知れない。

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」は、
あの2007年に放送された問題作「神曲奏界ポリフォニカ」とはまた別の時系列の作品。
2007年の恐怖を知っている人から見れば「クリムゾンS」は素晴らしい出来だと思うのですが
…な評価を結構見かけて残念。
これぞ戸松遥というキャラクターと、そして奈々さまとサトリナのコンビであるユギリ姉妹可愛かったです。

そして「戦場のヴァルキュリア
移動範囲が広くて壮大な作品でしたが、なぜイサラを…。
「シャングリ・ラ」、凄かった…。

タユタマ -Kiss on my Deity-」、
これについては私が「凄かった」の一言で済ますと良くない気がしたのでもう一言、
原作のWindows版が発売された2008年に私ともう一人が主に話題にしていたゲームのアニメ化作品
まさかアニメ化されるとは正直思っていなかったのですが鵺の評判が良かったですね、あとちびましろ
ここはゲームの評価と似たような感じなのですがアメリの扱いも似た感じでゲームもアニメにも泣かされました。
Xbox360版の「タユタマ」は11月に発売されました。 タユタマ 公式サイト

昨日行なわれたライブイベントと公式サイトで第2期シリーズの制作が発表され
再び盛り上がり始めたのが「けいおん!
京アニの力のすごさを改めて思い知りました
今期最も話題なった作品の1つで、Blu-rayや音楽CDが好調なだけではなく
劇中に登場する楽器を実際に買う人まで現れ軽い社会現象に。
けいおん!第2期よりも「リトバス」をアニメ化しろよ京アニ」という意見も聞こえてきますが
第2期シリーズが放送されればもちろん見ます。
あずにゃんと憂の活躍を信じて

PandoraHearts」、
初めの1,2話はエイダが可愛いから見ようかな…程度に思っていた作品。
直後にエイダ退場でどうしようかと思っていたけど意外と面白くなって原作買おうかと迷ったほど、
各キャラクターの評判も良好で、しばらくして再び登場したエイダは色々大きくなってました!

頑張れGONZO!「咲-Saki-
今年話題になった作品の1つ、池田ァ!を初めとする各キャラクターが個性的で楽しい麻雀アニメ
衣かわいいよ衣
2期シリーズやって欲しいけどあのラストを見ると無理かなぁ…、それ以前にGONZOが心配

謎の多い設定ながら分かりやすい展開で好評かを得たのが「東のエデン」、
ノブレス携帯を使った近未来的な設定にはワクワクしました、スーパーイリュージョン!
キャラクターも個性的で咲はもちろん、みっちょんが良かった。
劇場版の評価はどうなのか気になる

夏が近づく2009年7月期、

最後まで謎だらけだった「うみねこのなく頃に」が始まったのもこの季節、
新房シャフトの演出全開の「化物語」はBlu-rayアニメ作品として記録を更新するほどの大ヒットを記録
発売直後は予約無しでは入手困難になっていたとか。
各キャラクターごとに用意されたOPテーマはどれも良く出てきてました、1,2回しか流さないのがもったいないくらい。
キャラは戦場ヶ原のインパクトが目立つ中、スキンシップが大変な事になっていた真宵、
そして、メインでの登場話数が少なくて残念だったけど忘れられないのが撫子!
スク水に「お兄ちゃん」発言にと強力な攻撃の連続にもう・・!
これぞ花澤クオリティ

2クール作品の「NEEDLESS」が始まったのも7月、
少女部隊や某団体への挑発とも言われ強烈なインパクトを残したEDテーマは凄かった。

某所で絶大な人気を誇るのが「GA 芸術科アートデザインクラス
まったりと見られる作風には癒やし要素も、
ノダミキとあーさんが好きです、絵に関する基礎知識+αの勉強にもなりました。
最近ではPSPゲーム化も決定したとか

台の方をやりに行かない人間なのですが身の回りの人間のせいで
少しは詳しくなってしまったアレのアニメ化作品「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜
アニメ風にアレンジされたこの作品はアニメとして良い仕上がりになっていました、が
ABパートの間のCMで一気に元の絵を思い出させる巧妙な罠が恐ろしかった。
このアニメを見ると邪悪な心がピュアに!

2009年と言えば天文的にも記念すべき世界天文でもある1年でした。
そんな年にふさわしい作品と言えば「宙のまにまに
あまり良いことじゃないのですが部屋を暗くしてみると雰囲気アップ。
星空のシーンは是非Blu-rayクオリティで見てみたい作品です

プリンセスラバー!」は
自重しないにょげーアニメとして突っ走り、評価を得た作品
こういう作品は定期的に欲しいジャンルでもあります。

野球するまでに終わるんじゃないかと心配された「大正野球娘。」は
何も知らない少女達が野球を出来るようになるまでが綺麗に収まった作品。
大正という時代ということで背景を見ていても楽しめる作品です

帰ってきたわっち!「狼と香辛料II」は
ロレンスとホロのイチャイチャぶりが進行、
第3期シリーズをやってくれると信じています。

そして2009年10月期

最終回を迎えたのはつい最近。

2クール作品なので放送継続中の「とある科学の超電磁砲
fripSide担当でPVにはマギー登場で話題になったり
待望の美琴メインなストーリー黒子の変態っぷりが加速して楽しすぎる作品に。
後半にも期待しています。

アスラクライン2」は今年の4月に放送された「アスラクライン」の続き、
序盤はよく分からなくて厳しい評価をしようかんと思っていたのですが
後半は何とかアクションを増やして少し持ち直した印象。

自重を知らないスタッフによる話題作、「そらのおとしもの
パンツが空を飛んだ瞬間に全国のアニメファンに衝撃が走った。
基本変態路線ながらも真面目なパートもあり、絶妙なバランス感覚を発揮、
途中参戦のニンフが可愛かったです。

タユタマに続いて、一言プラスのコメントを書いておかなくちゃいけないのが
生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録」、通称「生徒会の一存
原作を書かれているせきなさんの作品はデビュー作のマテゴや、その前のネット小説時代から拝見していましたので
他の作品とはまた違う嬉しさがありました。
それと同時に「生徒会」のアニメ化決定と始めに聞いたときは
ドラマCDじゃなくてTVアニメ化って何かの冗談かと真剣に思いました。
AMGの新人声優で構成されたキャスト陣は意外とキャラにピッタリでトークもOKと
今年放送されたアニメから得た収穫の一つです。
終わってみると短編集みたいな作品なのでアニメにしやすく結構向いていたのかも

乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪」は
10月期の3大ゴマちゃんアニメとして最大限のプッシュを…したかったのに、ぬるかった!
美夏ちゃんが可愛いのは当たり前なのですが全体としてはもう少し"味"が欲しかった。
美夏ちゃんに救われた作品

よくアニメ化したなーという作品が「11eyes
体験版でもいいので原作をプレイしたことある人の殆どが思った、あの長さ!
あのボリュームを話数の制約が大きいTVアニメになったというのことで不安があったのですが。
アニメオリジナル展開を駆使して
普通に見ていた人には一部疑問が残った可能性がありますが何とか収まってました。
放送前から中の人が自信を持っていたキャラデザや作画といったポイントはその自信の通り良かったと思います。
そしてブラックゆかさんが話題に

聖剣の刀鍛冶」は一言で言うと愛生さんアニメ

DARKER THAN BLACK 流星の双子」は何度も見ると魅力が発揮されると判断しました。
黒さんは格好良く、蘇芳(CV.花澤香奈)は魅力的で
ウェブラジオBACKSTAGE PASSでも、このコンビのトークが面白い。

にゃんこい」に関してはやっぱり双子こと桐島姉妹かな。
とある理由で中の人として戸松さんを意識してアニメを見ると
飽きてしまいそうな気がしたので気にしないようにしているのですが。
桐島姉妹の戸松さんはナイス演技でした。
双子キャラの性格としては珍しい物でも無いのですが強く印象に残る。

第1期シリーズから大きく変えずに楽しかった「真・恋姫†無双」、
早くも第3期シリーズ決定ということで楽しみにしています。

けんぷファー」はキャストが凄いことに。
若干の消化不良感はありますが、その設定のおかげで楽しく見られた。



2009年も凄かった声優さんたち

今年注目の声優というと豊崎愛生さんがまず出てくると思いますが、同意です。
魅力的なキャラに楽しい演技、ラジオでのトークも楽しく
「とあるラジオの超電磁砲」での伊藤かな恵さんとのコンビが良い。

花澤香奈さんには今年何度も萌えころされそうになりました。
あの明るく元気な声は破壊力バツグン!
BACKSTAGE PASSではまさかの暴露話が続出で違う意味で心配になりますw

先ほども書きましたが「生徒会の一存」のキャスト陣も忘れずに今後注目したい、
ラジオの3人は新人とはいえ十分な演技力で
特に堀中さんは絶対に面白いキャラクターをやってくれると信じています。

2009年→2010年

こんな感じで駆け足で急遽今年のアニメを振り返ってみましたが
皆さんはいかがだったでしょうか。

不況の昨今、アニメ業界にも少しずつ影響が出始めて
視聴者としても心配ですが
2010年はそんな空気に負けない魅力的な作品に期待しています。