戦闘員、派遣します! 12話「強い相棒と賢い相棒」(最終話)

最終話。

あの巨大な人形古代兵器とどうやって渡り合うのかと思いましたが
まさかのこちらも巨大な多客戦闘用車両を持ってくるとは

しかも名前がデストロイヤー
これを取り寄せて遺跡内で組み立てたんですか


最終回らしく巨大兵器同士の迫力のバトル!は、一瞬で終わりましたが
六号とアリスちゃんの相棒としての絆や
アリスを信じて持ちこたえた六号の頑張りが見られたので十分。

デストロイヤーは修理してまた使えるようなので
対装甲車両切断用振動バッドソードタイプRと合わせて
普通に相当強力な武器が揃ってきましたね


捕らえたラッセルもトラ男さんの前では無力!
同時に水問題も解決して完全勝利です。


悪行ポイントがマイナスになってしまったものの
追加の戦闘員の派遣を要請したり、アスタロト様が少し行きたそうにしていたり、
魔王軍側にもハイネの背後で何やら可愛い見た目の新キャラが登場したり

キレイな星空を眺めつつ、
これは2期を期待したくなるラストでした。




「このすば」作者の暁なつめ先生らしい
ハイテンションで楽しく見られる作品に仕上がっていました。

主人公である六号は一言でいえばクズだけど
ヒロインも一言で言えばポンコツ揃いだけど
どちらもやる時はやる、しかもしれが格好いい!

このあたりは「このすば」とも共通で
それがやっぱり楽しい


魔王軍を相手に正攻法で戦うのではなく
通常な反則気味で少し卑怯な手を使ってでも最終的に華麗に勝ち切る!

六号たちは悪の組織キサラギなので
たとえ卑怯な手を使っても何も問題はないのです。


アリスちゃんは作中で一番まともな立ち位置のように見えて
六号のことをしっかり理解してコントロールしながらも
相棒と呼ばれて内心は喜んでいたりと
「アンドロイド」でありながら人間味もあって
少女らしい可愛さも兼ね備えている。

まさに美少女型高性能アンドロイドキサラギ・アリスちゃん!


スノウは最初はまともな剣士だと思ったのですが
すぐに本性が見えてきて、最後は大丈夫かと心配になるくらいの状態に。

剣士らしくかっこいい部分も見せてくれて良いんですよ?


ロゼは戦闘用人造キメラと生い立ちや存在はなかなかにハードな存在ですが
明るくて元気で、比較的小柄な容姿もあって
アリスちゃんとはまた別のマスコット的な要素もあったのかなと

最終話でも秘密結社キサラギの戦闘員見習いは断ったと言いながらも
序盤で六号があげたキサラギバッジは常に付けているのが可愛い。

スノウやグリムに比べるとロゼも十分にまともなキャラですね。


問題のグリムは活躍したのか活躍してないのかよく思い出せないけど
きっと六号が最後に言ったようにお笑い担当としては大活躍だったに違いない。

何度倒れても復活するので雑な扱いを受けることもありますが
六号たちのメンバーに入る前の境遇を考えると色々と考えるものもあります。


王女であるティリス様は立ち位置上、六号とともに行動することはないので
どうしても出番が少なくそれが残念だったのですが
ビジュアルも声も可愛いのに、時折見せる黒い部分がまた可愛いんです!

六号がバッドソードを振り回して魔王軍を細切れにしていたときに
部屋に箸で怯えて震えている姿は最高に可愛かった。

もっと出番があれば、と思わざるを得ない。


キサラギ幹部メンバーのベリアル、アスタロトリリス
基本的には予告担当のメンバーで、一度だけ担当回はありましたが
それだけで終わってしまったのは非常にもったいない

少し豪快だけど戦闘では頼れそうなベリアル、
頻繁にヒロインオーラを出すアスタロト
他の戦闘員と視聴者の気持ちにもっとも近いリリス

続編があればもっと活躍の機会がほしい幹部組でした。


アニメ本編以外の部分では
隔週配信のウェブラジオ「戦闘員、ラジオに派遣します!」が大変面白くて
パーソナリティの白井悠介さんと富田美憂さんの不思議なやり取りの中で
狙った部分から不本意な部分までスタッフに拾われて
悪行ポイントが溜まっていくシステムは毎回笑わせてもらっています。

ゲストが来た時もそのバランスは崩れず
間違いなく楽しくなるのはさすが。

この編集時点ではラジオも最終回というタイミングなのですが
隔週配信の全7回で終わってしまうのが惜しい。


だからこそ是非ともアニメ第2期シリーズは来るものと期待しています。


アリスちゃんがとても可愛かった。


<公式サイト>
TVアニメ「戦闘員、派遣します!」公式サイト

<関連エントリ>
戦闘員、派遣します! カテゴリーの記事一覧 - 深夜アニメ実況の果て。