球詠 第12球「悔いなく投げよう」(最終話)

最終話。

梁幽館との試合のクライマックスですが
思うように打線が繋がらず
ベンチの芳乃ちゃんが精神的にも追い込まれていく中で
救ってくれたのはやっぱり希ちゃんでした!

芳乃ちゃんが追い込まれてベンチ裏に下がった時を見逃さずに
すぐに追いかける希ちゃん

そして言いました、
数々の元気づける言葉と一緒に、「大好き!」って!!

芳乃ちゃんと希ちゃんのペアはこのチームの原動力の1つですね!

その2人がベンチ裏で想いを再確認した一方で
堂々とマウンド上でイチャつく詠深ちゃんと珠姫ちゃん。

これまでは進塁打が中心だった希ちゃんの
魂のホームランで逆転したその裏を守る詠深ちゃん

結局バッティングではいいところ無しでしたが
その代わりに最後は珠姫ちゃんと2人でしっかり守り勝ってくれました。さすが主人公。


強豪とされる梁幽館を相手に大量失点もせずに競り合って勝ったのは
新越谷にとって非常に大きい。

実質優勝。

いろんな意味も含めてもう今回の試合で優勝で良いんじゃないですか?




全12話を通してみると
確かに作画的に不安定になる話数もありましたが
全体的に見るとちゃんと最初から最後まで「野球アニメ」としてちゃんと面白かった。これが一番。

終盤は画も綺麗になっていましたし
最近の社会的な情勢を考えると個人的には総合的に見て許容範囲と判断しました。

それに最終話ではカット数が400あったとのことで
良い作品を作ろうとする気持ちが伝わります。

何より野球アニメとして面白いのはすごく良い!

野球好きの目線から見ても
ちゃんと試合してましたしドキドキするような熱い展開も
野球の醍醐味である読み合いもあったりして試合が楽しかった。

それに加えて女子高校野球がテーマということで
キャラクターの可愛さも大事なのですが
メインキャラ10人の性格の違いや組み合わせが
当初思っていたよりなかなかに見どころが多かった。

詠深ちゃんと珠姫ちゃん、芳乃ちゃんと希ちゃんの組み合わせはもちろん、
雑なようで才能があった息吹ちゃんや
初心者のはずが一撃必殺があった白菊ちゃんなんかも面白い子でした。


メインビジュアルに書いてあるキャッチコピー

「野球って本気だから楽しいんだ」

まさにこれが「球詠」の面白い部分を象徴する言葉でした。


最初はどんな作品になるのかと思いましたが
高校生の女子野球アニメも良いものですね。


<公式サイト>
TVアニメ「球詠」公式サイト

<関連エントリ>
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