モモキュンソード 12話「桃色幻想!モモキュンソード♡」(最終話)

基本的なバトルは前回で終わってしまったので
今回は鬼姫との決着!

とは言ってもドロドロな感じではなく
安心できるBGMに乗せて本気の潰し合いではないバトルだったので
モモキュンらしいラストバトルになりました。



全12話終わりました。

全体としてまず言える特徴は
8年くらい前の深夜アニメを思い出すような雰囲気でしょうか。
今見ると画としてのクオリティが低いものも多かったけど
何故か笑える面白いアニメが多かったあの時をモモキュンを見て久しぶりに思い出しました。

とは言っても画としてのクオリティは十分に高く
過去のproject No.9作品と比較しても最後まで何とか頑張ったのでは無いでしょうか。

オープニングや本編での他を寄せ付けない圧倒的な
桃子の"揺れ"などの要素もまさに深夜アニメらしかったです。

作品の設定についても
敵同士なのに普通に鬼姫たちと大食い勝負したり水着回で遊んだりと平和的なものになっていて
殺伐とせず落ち着いて楽しめるのが良いですね。

邪鬼王と自滅した妖鬼以外は
基本的に完全には倒すこと無く終わったんじゃないでしょうか。


キャラクターでは、
戦力として役に立っているようで意外とそうでもないような気がしてくる天女隊が1つの大きな特徴で
4人それぞれタイプの違う天女隊はもう少し掘り下げた話があっても良かったように思います。

天女隊の名義でCDも出しているということもあって
アイドル回でのやけにクオリティの高いアイドル設定の話はなかなか楽しかったです。
その時はライブ直前に突然の解散というオチになりましたが
最終回では再結成の動きがあっただけに今後の活躍にもどこかで期待できるかもしれません。

天女隊には特にリーダーは居ないそうですが
最終回では林檎がしっかりとリーダーのような役割を果たしていたのにも注目。
やっぱりリーダーは赤色なんです。
でも個人的にはまろんが好きでした、
常にオドオドしている花梨とは正反対にいつも冷静で的確な動きをするまろんはとても大事!

天女隊ではありませんが天界チームとしては
クシナダさんも最後はただの変態ではなく皇天女様と一緒に頑張っていましたね。

桃子や鬼姫は中の人を活かしたキャラクターだったように思います。
あやちの振りきっていないギリギリの元気の部分で抑えた可愛いキャラと
少しハスキーボイスながらも可愛い部分もしっかり楽しめる津田ちゃんのボイス。
この2キャラは特に良いキャスティングでした。


「モモキュン」は実は変わった作品で、
アニメの前には朗読などの展開もあった作品なのですが、元を辿ればいわゆるパチ系なわけで、
このアニメBlu-rayがよほどネガティブな売上で無い限り
実は2期の可能性も高いのではないかとも思います。

三千実の桃の欠片も見事元通りにバラバラに分かれて飛んでいきましたので
何度でもアニメ化できそうですしこれは可能性ありますよ。

それはそうと、このアニメ「モモキュン」、
放送前はそこまで期待していなかったのですが、
実際に見始めてみると不思議と楽しく毎回楽しみに見ることが出来ました。
とても良かったです。


<公式サイト>
モモキュンソード
TVアニメ「モモキュンソード」公式(@momokyun01)さん | Twitter

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