戦国コレクション 26話「Sengoku Collection」(最終話)

最終話です。

今回は久しぶりに信長さまが主役として登場したものの
先週から引き続き登場の義元と愉快な仲間たちとの戦闘は
内容という内容はあまり無かったのですが
それでも最終回らしく光秀もしっかり助けに来てくれて綺麗にまとまっていました。

そしてこれも最終回らしいのですが
第1話からこれまでに登場したキャラクター、武将に限らず一般人もセリフは無くても
すべて登場させてくれたのは嬉しい演出でした。

第1話に信長さまと一緒に居た生一とか懐かしすぎです、
元気に光秀を追いかけて行った信長を見て何を思ったのでしょうか。

個人的にも気に入っている家康ちゃんや義光もしっかり登場していました。

そしてこの作品のある意味キーになるキャラの三巫女こと、
きつね巫女、うさぎ巫女、ねこ巫女も登場するには登場したのですが
特に最後は何かをするということも無かったのは少し意外でした。
いったい何者だったのでしょうかあの子たち・・・。



というわけで2クール、全26話の「戦国コレクション」も最終回になりました。

最初に始まった頃は毎週全く違う作品のようなストーリー展開に困惑したものの
それがそれぞれの話に個性が出ていて、実は題材もあり、
そのそれぞれの脚本が自由に書いた個性全開のストーリーは他のアニメとは明らかに違っていて楽しかったです。

既にニュースサイトでは興味深いインタビュー記事なんかも公開されていますが
最初にはほぼ信長さまが主役だってや原作のカードの内容以外は
ほぼ何も決めずに脚本を書いていったということで
これも原作があるけど原作が無いようなケータイ向けソーシャルゲーム原作のアニメらしいなと。

そこに実力のあるスタッフが集まったからこそ
一つの作品として安定感のあるものが出来たのは凄いです。

正直に言うと少し自分には合わないかなと思った話もありましたが
全体としては非常に楽しかったですから。


ケータイ向けソーシャルゲーム原作と聞いて最初は心配もあったものの
終わってみれば他には無い珍しくも楽しい作品になっていて
最後まで見て本当に良かったと思えました。
最終話についても、9月(10月)に最終回を迎えたアニメの中でもトップクラスに素晴らし終わり方だったと思います。
最近こんな綺麗で落ち着いた最終回って見てなかったなって。


さすがに第2期は無いとは思いますが
たまにはこういう作品も良いよねって思える楽しい作品でした。
制作スタッフも楽しんでいそうな作品は良いですね。


<公式サイト>
テレビ東京・あにてれ 戦国コレクション

<関連リンク>
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