ロウきゅーぶ! 12話「僕の夢は君の夢」(最終話)

ついに来てしまいました、第12話、最終話。

今週は硯谷女学園戦の続きから。
強豪チーム相手ながら智花の能力の高さと5人のチームワークで善戦、
最後はお約束の接戦になりましたが結果は…。

バスケシーンがある話と無い話での差があるのがこの作品の魅力でもあると思うのですが
最終話はそれがわかりやすく発揮されていたように思います。

それぞれの練習の成果、成長、チームワークと昴の存在が無ければ
ここまでの成長を見ることなんて出来なかった。
試合の結果とは違う、ここまでのの集大成を最後に見ることが出来て満足です。

小学生最高です。




全体的なコメントをしようと思ったのですが
この1回でまとめ切れない気がするので何回か続くかも知れないです。


このアニメロウきゅーぶ!の原作は御存知の通り、ライトノベルなのですが
原則的に原作通りのストーリー展開になっていました。

ただ前も言ったように原作付きアニメの場合、そのままアニメ化すると確実に尺が足りなくなるので
どこをカットしてどう纏めるかが重要になってきます。
このロウきゅーぶ!ではその部分の扱いが比較的上手かったと見ていいでしょう。

多くの場合、原作の改変は原作ファンから嫌われる傾向にありますが
少なくとも私は許容範囲でした。

例えばストーリーや設定に影響のない範囲でのセリフの小さな変更や場面カットなど。

しかしどれも原作からの若干の改変で終わったわけではありませんでした。
最も改変が多くなってしまった話は「第9話」、ひなたかげつ回です。

この話は本当はもっと規模が大きく時間を多く取らないと語りづらい内容なので
少なくとも2話、多分3話くらいは使ってくるんじゃないかと予想していたところを1話で全てまとめてしまっていました。

原作でもあるシーン、例えば愛莉がタコに絡まれるシーンはシチュエーションが違うものの
ちゃんと入っていたのは良いと思いますが
ひなたが好きで、この話が好きな人から見ると少々物足りなく感じて残念だったかもしれません。

なので、ひなたかげつが好きという方は原作を見てみると
アニメとはまた違う展開と内容に満足できると思います。


アニメならではとも言える少し面白い要素もありました。

それがサブタイのつけ方です。
見てすぐに気付いたと思いますが、どれも洋楽のタイトルなどを少し変えたものになっているみたいです。
(明日に架ける橋、星に願いを、ハートに火をつけて etc...)
こういうサブタイトルのつけ方は他のアニメにもあったはずなので、
特別ロウきゅーぶ!が新しいという事は無いのですが、
どう上手く書き換えているかを見るとまたアニメ本編とは別の楽しみ方があって面白いです。


キャストでは事前に発売されていたドラマCDのままだったので違和感が少なく
さらになかなか豪華なキャスティングになっているのもアニメの魅力になっていました。
ユニットRO-KYU-BU!の「SHOOT!」MVでは最初に見たときは色んな意味を含めて驚きましたが
じっくり見てみるとなかなか本格的で感心しました。

本編中では特別な存在の智花はもちろん
真帆紗季愛莉ひなたもそれぞれ個性を発揮して可愛く描かれていたのは嬉しかったです。

の扱いが少なかったかもしれませんが、これもほぼ原作通りなので問題ないです。
公式のキャラ紹介にも掲載されていないのは可哀想ですが
葵にはこれからの活躍に期待。


アニメでは原作の第5巻までを消化しましたが
ストックはまだあります、ここは第2期を期待したいです。
原作の蒼山さん曰く、まだそこを含めて何も決まっていないので…。

RO-KYU-BU!も人気だし、一定レベルの話題にもなったし
それに当たると分かれば次々とメディア展開を繰り出す電撃文庫作品だけに
Blu-ray・DVD第1巻の売上次第では期待できると信じています。

この3ヶ月間、本当に毎週楽しく見ることが出来ました。

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