戦×恋 12話「恋する乙女」(最終話)

最終話。
なかなか良い最終回だったのではないでしょうか?

スクルドとレスクヴァの圧倒的な強敵相手に
拓真の再びの覚醒によって絶体絶命のピンチから押し返すも
まだまだ余裕勝ちというほどの形勢逆転は無く、
油断は出来ない全力でぶつかる激しい戦闘。

スクルドとの戦いはレスクヴァの不調による幕切れとなりましたが
一千花と七樹の必死な攻撃はなかなか熱い。


七樹たち攻撃に強いメンバーが居ない間に
三沙が思いっきり致命傷にしか見えない攻撃を受けた時は
どう考えてもダメだろうと思いましたが
こんな時でも覚醒した拓真は活躍できるんですね。

これで少しは拓真のヘタレ感もなくなるのかと思いましたが
学校生活が少し改善する程度で見た感じはそれほど変わらず。

それでも9姉妹との絆は以前より深まったようです。


最終回でどんな展開になるのかと見ていましたが
激しいバトルあり、色々と見えるシーンあり、と
30分間の間に「戦×恋」らしい要素をしっかりと詰め込んだ
とても良いバランスの最終回でした。


この「戦×恋」、
本編以外の部分ではエンディングが特徴的で面白いんですよね。

9姉妹を3人ずつ、1・7・8、3・4・5、2・6・9とチーム分けして
同じ曲をそれぞれに歌わせてCDも3種類リリースというのは面白い試み。


そしてそのエンディングでのヒロインの歩き方が可愛いんです。
そう、六海ちゃんの歩き方とか最高じゃないですか!

しかしその可愛くて少しオシャレな映像のエンディング、
実に「戦×恋」らしい要素も隠されていて
キャラクターのシルエットに別のカラフルな色が反転するカット、
あれはそのキャラの下着の色をイメージしているそうです。まさに「戦×恋」。


さらにエンディング以上に独特な試みとしては
やはり毎週の副音声放送でしょう。

各話基本的に2人ずつキャストが登場するオーディオコメンタリーとなっていて、
別名「イチャイチャ副音声Ver.」

特別編として1話だけオーディオコメンタリーが入る作品もたまにあるにはありますが
このように全話にキャストによる
オーディオコメンタリーが入るアニメは非常にレア

アニメのオーディオコメンタリーあるあるに則って
全くアニメの映像とは無関係の事を話し続ける事も多々ありましたが
Blu-ray・DVDにはオーディオコメンタリー収録の様子が
映像でも記録されている特別版になっているそうです。

一度アニメ本編を見るだけじゃ終わらない、二度も三度も見て楽しめる。
ヒロインが可愛かったりサービスが多いだけじゃなく、
熱いバトルも楽しめる作品、それが、これこそが「戦×恋」だったんですね。



<公式サイト>
TVアニメ「戦×恋(ヴァルラヴ)」公式サイト

<関連エントリ>
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