ツインエンジェルBREAK 12話「運命のゆくえ！みんなの笑顔が見たいから」（最終話）

ツインエンジェル5人が揃って
最終回らしくスケールの大きなラストバトルになりました。

メアリによって復活しかけたゼルシファーは駆け付けたばかりの
遥と葵とクルミの流れるように繰り出した合体技で一撃必殺。

完全に美味しいところを持って行かれたように見えて
ちゃんとメアリがもっと強い船を用意してくださっていました。

地球を狙う宇宙船との最終バトルのために
宇宙空間まで飛び出して戦うというこれまでにない壮大なスケールに。

めぐるとすみれの渾身の協力技では船を沈めたように見えて
最終的には敵と自爆という形に終わりましたが最後に主役の二人の活躍の機会があって助かりました。

そして何気に裏方で相当重要な働きをしているミスティナイト様さすがです。

特殊エンディングでは唐突に再びハリネズミ化したクルミを除く
ツインエンジェル4人の海で水着パート！

クラスの友達と買い物に行ったり
花火を見に行ったり、夏らしい遊び楽しむ平和で楽しいラストでした。

ツインエンジェルシリーズ約6年ぶりの新アニメシリーズとなりましたが
「ツインエンジェル」らしい不思議な面白さは新しくなっても健在でした。

前作のツインエンジェルである遥と葵に代わり
めぐるとすみれが主人公を担当しましたが
変身後の衣装を中心に現代風に可愛くデザインされていて新鮮な気持ちで楽しむことが出来ました。

逆に終盤で遥と葵が復活して変身した時はレトロさすら感じました…。

今の声優界でも最強の演じ分けが出来る声優、M・A・Oと茅野愛衣さんを起用したところも絶妙で
めぐるの元気で正義感のあるところと、すみれのお淑やかで真面目なように見えて急に変態っぽくなるところなんて完璧です。

その他にもアイドルとは思えない不思議な曲を歌うヴェイルとヌイや、
だが男の優希、だぱーのころ美など個性の強いキャラも多数登場しました。

「ツインエンジェル」シリーズの最大の特徴の一つとも言える、あべにゅうぷろじぇくとの主題歌には
歌唱担当としてめぐる（M・A・O）とすみれ（茅野愛衣）が歌っていて
今までの雰囲気を残しつつしっかりM・A・Oと茅野愛衣になっていて凄かったです。

他のこの作品で変わっているところと言えば、
主題歌の販売は配信のみだったり
まだまだ少数派のアニメBlu-rayの単巻ではなくBOX売りなど
思い切った事をしてくれるのもツインエンジェル制作チームの面白いところです。

その他にも色んなことをやってくれる楽しいツインエンジェルの制作なだけに
きっと数年後にまた新しいアニメシリーズを作ってくれそうな予感がします。