あおいとひなたのケンカから始まった最終回。
そして花火大会に合わせて早速飯能に遊びに来てくれた新キャラほのかちゃん。
何が原因なのか何気ないことでケンカをしても
無意識にほのかちゃんにあおいの話ばかりしてしまうことで
改めてあおいとひなたの中の良さが逆に証明されてしまう結果に。
せっかく来てくれたほのかちゃんの印象が少し薄くなってしまいましたが
かえでさんやここなちゃんを含めて、全員の仲の良い姿が見られて良かったです。
そして最終回でも隙を見せるとすぐに発動するここなちゃんの謎能力！
今回は金魚すくいにて次々と技を繰り出し華麗に金魚を大量ゲット！
本当に本当に、最後までここなちゃんは何者なんでしょうか・・・。
金魚飛ばしをする普通のアニメのヒロインとは一体。
全14話終わりました。
1話あたり15分なので時間的には実質1クール程度なのですが
第1期シリーズが5分の1クールだったこともあり
このセカンドシーズンでは存分にヤマノススメの世界を満喫することが出来ました。
まずは何と言っても背景の美しさ。
これがこの「ヤマノススメ セカンドシーズン」最大の魅力の一つだと言い切れます。
山の風景はもちろん、駅や街の中など細かく描写されていて
時折実写なのか絵なのか分からなくなりそうなくらい高い品質のものも。
そしてキャラクター、
中心であるあおいとひなたはそれぞれの性格のタイプの違いもあり
仲が良すぎるのに逆に喧嘩してしまったり
それが逆にさらなる仲の良さに繋がったりと、
これぐらいの歳相応な感じで微笑ましかったです。
かえでさんはセカンドシーズンでもさらにお姉さんをやってましたね。
富士山ではあおいの様子を気にかけてくれたり、
高くて買うのが大変な様子を見て自分の昔使っていた
思い出の大事なレインウェアを譲ってあげたり。
全体として地味な立ち位置なのですがかえでさんが居なければ登山出来ません。
ゆうかとの話も良かったです。
そして、ここなちゃん！
ふわふわ柔らかな印象で不思議な事を言い始めたかと思うと、
体力の使う登山もしっかり出来て、でもプレゼントに母親から新しい靴を貰ったら嬉しくて1人で出かけたり、
最終話のように突然金魚すくいの並外れたスキルを発揮したりとまさに謎の多きキャラでした。
第1期シリーズでは途中参戦だったので、まだまだここなちゃんを楽しめていなかったのですが
セカンドシーズンではこのように静かに大暴れ！
ここなちゃんを楽しめたどころか、色んな謎や疑問が出てきて、本当にここなちゃん、何者なの・・・。
1期から2期に変わってここなちゃん大活躍の裏で
1期のここなちゃんのように時間の都合であまり活躍しきれなかったのがほのかちゃん。
登場キャラの中でも大人しめな性格ですがあおいや他のヒロインの積極さにすぐに馴染んでいきました。
カメラを持ったキャラクターというこの作品には居なかった特徴がポイントです。
というわけで「ヤマノススメ セカンドシーズン」、
何か大きなアクションや事件が起こる作品ではありませんが
自然の美しさやちょっとした山の知識、登場キャラの友情や信頼。
色んな要素が丁寧に描かれた楽しい作品でした。すごく良かったです！
＜公式サイト＞
TVアニメ『ヤマノススメ セカンドシーズン』
＜関連エントリ＞
[ヤマノススメ セカンドシーズン ] - 深夜アニメ実況の果て
