VB2009へアップデート

と言うわけでとりあえず2009へアップデートしてみた。
更新完了までに掛かった時間は
ダウンロード完了から自動解凍、インストール、再起動、初期起動設定(自動)で約10分ほど。
トレンドマイクロの解説ページにかかれていた時間よりかなり短い時間で完了しました。

まずメイン画面を起動して変更点を確認。
いろいろ問題が報告されているらしいのでまずはIE7を起動して
今回から新たに設定されていたトレンドツールバーを速攻で無効にする。

続いてメイン画面に「その他ツール」と書かれたボタンがあったので見てみると
噂の「システムチューナ」とか言うツールがインストールされていた。
これはファイルやレジストリの最適化を行うツールのようで
同様の機能を持つソフトは多く公開されているものの物は試しと言うことで実行してみた。
スキャン...完了。
ディスク容量は3.07GB、レジストリは350箇所などなど最適化出来る箇所を数で表示される。
特にディスク容量の値が大きいのでどこを弄ろうとしているのかと思い
詳細を表示しようとクリックしてからが長かった…、
修正可能箇所のリストを表示するのに途中でシステムチューナが(タスクマネージャ上から見ると)応答無しになったりしつつ
VB2008から2009に6回くらいアップデートできる時間をかけてやっとリストが表示される。
それから先は何とかサクサク動いてくれました。


今の各社セキュリティソフトの売りは「軽い」「メモリ消費量が少ない」などですが
果たしてVB2009はどうなのか。

使用メモリ量に関してはOS再起動直後にタスクマネージャで
いくつかのプロセスを確認してみたところ確かにメモリ使用量は減って入るんだけど…
まぁそんな物かと言うレベル。

ブラウジング動作は何となく若干軽くなったような気がする
(Slepnir2.84+IE7コンポーネント環境)

次に個人ブログのレビューでいくつか問題が報告されているFirefoxを起動してみる
ちなみに現在使用しているバージョンは3.05

起動……大丈夫かな?
アドオンのウィンドウが開くので問題が起る前にトレンドツールバーを無効にするをクリック、
いつもの"再起動後設定が有効になります"のコメントが出る。
さてFirefoxを再起動しようかなと思った瞬間、無言で落ちる……おいおい。

その後再びFirefoxを起動しましたがとりあえず今のところ問題は起っていません
ちゃんとトレンドツールバーは無効になってました。
結論、Firefoxユーザーはトレンドツールバーを無効にした方がいいかも。


VB2009の印象
各社の売りである「軽さ」については期待しない方が良さそう
VB2008より重くなったということはないけどビックリするほど軽くなることは無い。
全体スキャンをさせながらブラウジングしてみましたが
ここ2,3年のスペックのPCなら致命的な問題はないと思われます。
ウェブサイトやTVCMでは「サクサク動く!」などの宣伝がされていますが
ハッキリ言って誇大広告大袈裟だと思う。

キーロガー対策などVB2009の売りの1つになっているトレンドツールバーは要らない子
現在起っている不具合の原因となっている場合もあるようで
ツールバー搭載機能に魅力を感じない場合や何かブラウザの動きがおかしい場合は
まず無効にしてみるといいでしょう。
VB2009のメイン画面→その他ツール→機能の管理から各ツールごとに削除/インストールが出来ます。

リモートファイルロックは使っていないので、その他ツールの中からシステムチューナについて。
先ほども書いたように同様の機能を持つツールは既にいくつか公開されているものの
ネット上に公開されているフリーソフトは信用できないといった方には
便利なツールかも知れない。
定期的に実行すると比較的クリーンな状態に保つことが出来るでしょう。


トレンドマイクロ
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