ひなこのーと 12話「あこがれのばしょ」(最終話)

先週はクリスマスから正月まで一気に進みましたが
今週は早くもバレンタイン!

夜中(くいなちゃん起きてたし早い時間なのかも)に明かりの消えた店内のキッチンで
「あきちゃん、あきちゃん・・・」と呟きながらチョコを溶かすまゆちゃん怖い、なのに
思わずひなちゃんも反応してしまう可愛さを兼ね備えているのはさすがまゆちゃん。

その時の髪を下ろしたひなちゃんも可愛かったです。

翌日のまゆちゃんも予想通りの反応でしたが
もう全員分かっているので暖かく見守る方向なのですね。

それよりもその直後のシーン、お礼にと喫茶店にゆあちゃんを呼んだのは良いものの
その店内で繰り広げられていたのが大家さんのアウトなメイド服姿!こぼれてる、こぼれてるって!

しかも店内に居た客がこれまでと違って男性客、それも1人ではなく3人以上!
いくらバレンタインでチョコ配布しているとは言ってもこれは色々とダメなのではないでしょうか!
ただ売上は良かったみたいです、なら経営のためにも仕方ない…。

最後はお礼の意味も込めて大家さんがひととせ荘のメンバー4人全員で
いつか立ってみたい劇場、スズランへ。

ひなちゃんが泣くほど感動したステージ。

動き始めたばかりの劇団ひととせも、いつかはこのステージの上へ。楽しみですね。



全12話終わりました。

パンでPeace!」、「にゃんこデイズ」の続くコミックキューン連載作品で
同雑誌初の30分枠のアニメとなりましたが、やはり可愛さは間違いないです。

コミックキューン創刊号から表紙を飾っていた「ひなこのーと」のアニメ化、待ってました!


まずは何と言ってもその可愛さ。

原作の三月さんの描く最高に可愛いイラストを
上手くアニメでも表現されていて、毎週可愛い可愛いとずっと言ってたような気がします。

緊張するとカカシのようになってしまう、ひな子(ひなちゃん)。
最初はカカシ化してしまうの大丈夫かなとも思いましたが
全体を通してみると、実はそこまで頻繁にカカシ化することも無く
少し思い切った設定のはずなのに意外にもすぐ受け入れられるものでした

いわゆる着痩せするタイプのひなちゃん。
制服を着ている時はそこまで分からないのに
いざ別の衣装を着た瞬間、特に練習着では凄くナイスなバディが表現されていて
本人にそのつもりが無いところもプラスして事あるごとにその威力を発揮していました。ゆあちゃん泣いちゃう。
実は身長もくいなちゃんや、ゆあちゃんよりも大きく、160cmあります。

くいなちゃんはサバサしたタイプの性格で
愛情の表現として本をモグモグしちゃうというカカシ化よりも思い切った設定の持ち主。
いくつも出てくる着ぐるみ衣装の種類は多彩で、
学祭の出し物の屋台ですら味の事前チェックを欠かさないグルメな少女。
くいなちゃんが居ることでひととせ荘のバランスが良い感じに整っているのだと思います。

まゆちゃん!
まゆちゃんはちっさくて、幼そうな外見で、ぴょんぴょん跳ねて可愛いんだけど先輩です。2年生。
学校の制服が他とは違う仕様になっていることは最後まで触れられませんでしたが
衣装へのこだわりは相当なもので、まゆちゃんのお陰で様々な可愛い衣装から攻めたものまで楽しませてもらいました。
自称・普段着のメイド服も似合ってますね。
ステージ上でお姫様役を演じるまゆちゃんを見てみたい。

大家さんこと千秋先輩、2年生。
身長は高くてなんと169cmもあります。
そこまで大きく表情を変えることは少ないですが優しくて女子生徒からも大人気。
ひととせ荘に千秋先輩が居てくれるおかげでまとまっているようなもの。
でもその一方で、誰よりも大胆なポーズを決めたり、まゆちゃんとは正反対に攻めたシーン担当でもありました。

続いて、ゆあちゃん。
ひととせ荘のメンバーではありませんが、劇団ひととせのメンバーです。
腰まで伸びた長い髪と、片方だけ髪を結んで自信たっぷりと立つ姿は印象的。デザイン的には一番好きかもしれないです。
好きなものを好きとすぐには言えないツンとした性格をしていますが
行動した結果的に、誰よりも優しくて先生からも信頼される生徒へと成長。
千秋先輩のためだと言えば、どんな事でもやってしまいそう。


これら可愛いキャラクターが活き活きと描かれているだけでも満足度は高いのですが
その可愛い部分に加えて、大家さんを始めとして自然に攻めたカットをいくつも入れてくるところが「ひなこのーと」の特徴です。

最も幼く見えるまゆちゃんはそこまでのシーンは無かったのですが
中盤からのひなちゃんや大家さんが故意ではなく偶然そういう感じのカットになってしまうことがよくありました。

そして何と言っても極めつけが予告で使われる1枚イラスト。

音声は普通に予告をしているのですがイラストは毎週こだわりの一品となっていて
毎回予想を大きく上回るフェチズムあふれる数々のイラストを魅せてくれました。

2話のわき、3話のお口、8話のうなじなど様々なシチュエーションがありましたが
その中でも特に印象的なのは11話のひなちゃんとくいなちゃんの組み合わせです。間違いない!

ミミやシッポを付けた猫スタイルのひなちゃんの右足に視線を集中させたまま舌を出すくいなちゃん。
この色々と夢と希望を提供してくれるシチュエーション、もう最高じゃないですか!
いったい何が行われているのでしょうか、こちら側に気付いて視線を向けるひなちゃん、どういう状況のカットなのでしょうか。
何度見てももう…、ありがとうございます。


アニメ本編以外の部分では、
ルリ子先生役の吉田有里さんを加えたメインキャスト6人で実際に「劇団ひととせ」を結成して
毎日正午に公式YouTubeに早口言葉に挑戦する「1分間早口言葉チャレンジ」をアニメ放送前から放送後まで休まずアップしていました。

動画はそれぞれ約1週間程度の期間限定の配信となっているので少し前のものは非公開になっているのですが
6月26日の時点で動画は第81回に達しています。

他にも「劇団ひととせ」は桃太郎をイベントで実際にキャストが公演するために
AbemaTVで練習する生番組を配信したり、他では見られないような楽しい企画が用意されていました。

毎週更新されたウェブラジオも
富田美憂さんと小倉唯ちゃんという珍しい組み合わせで楽しかったです。


オープニングやエンディングもノリが良くて勢いがあって、もちろん可愛くて。
今季アニメの中でも何度も聴いた曲のひとつです。


可愛いがあふれるけど、可愛いだけじゃない!
最初から最後まで衰えない勢いで毎週楽しませてもらいました。

これだけのインパクトを残したのですから、きっと2期に繋がると信じて期待しています。


<公式サイト>
TVアニメ「ひなこのーと」公式サイト

<関連エントリ>
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