彼方のアストラ 12話「FRIEND-SHIP」(最終話)

原作が完結済みの作品と言うこともあって
アニメも綺麗に終わりました。

1クール全12話でありながらも
初回と最終話は1時間枠で放送され、
さらにはオープニングやエンディングを削って本編の時間を多く取る手法が使われていたので
実際には全12話以上のボリュームでした。

SF作品として見た場合、多くの謎の真相は
そこまで意外なものでは無かったかもしれませんが
最後までしっかりと全ての謎が明らかになったので
1つの作品を最後まで見届けた充実感はあります。

最終話も帰還後の物語を30分ほど使って、
帰還して解決して終わり、ではなく
ちゃんと余韻を楽しませてくれたのも大きいですね。

それにしっかりとSF作品をやってくれるアニメは貴重なので
それだけでも価値があります。

不思議な形状をした生物のいる星を次々と巡る物語なんて
今では逆に新鮮かもしれません。


上記の理由もあってかあまり聞く機会も少なかった主題歌も
オープニング、エンディングともになかなか良い曲で
OPの「star*frost」はかっこいい感じで
EDの「Glow at the Velocity of Light」は洗練された感じからの畳み掛けるような勢いのサビが最高。

キトリー役の黒沢ともよさんがパーソナリティを務めるウェブラジオも隔週配信ながら
なかなか深い話から全く深くない話まで興味深いトークも多く、楽しいのでおすすめです。

最終話の放送直前に配信された第6回のゲストである細谷さんのカナタを演じる上での話、
黒沢ともよさんの気付いた実際のアフレコ現場でのメンバーの様子は特に面白かったです。プロって凄い。


初めはそこまで注目していなかった作品ですが
毎週様々な展開を見せてくれるので
飽きることなくとても楽しく見ることが出来ました。良かったです。



<公式サイト>
TVアニメ「彼方のアストラ」公式サイト

<関連エントリ>
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