原作者の白鳥士郎先生が一番書きたかったエピソードというだけあります。
プロになるためには厳しい実力が求められると同時に
止めることの出来ない時間制限があるわけで
あいちゃんや天ちゃんなど若くて才能のある子が登場する一方で
将棋を題材にしているからこそ桂香さんという25歳のキャラクターが居る意味は大きいです。
あいちゃんにも将棋を指すときに悩みがあるように
桂香さんにも別の悩みや焦りがある。将棋、深いです。
天ちゃんを負かせた時の桂香さんの執念と負けない熱い気持ち、
揺らいでいた勝つことへの迷いを振り切ったあいちゃんの本気。
一勝一敗という結果にはなりましたが
残された時間も少なくなってきましたが桂香さんがそのまま辞めなくてよかったです。
今回の勝ちたい気持ちと対局を通して、まだまだ桂香さんは強くなりそう。
特殊エンディングも良かったです。