学戦都市アスタリスク 12話「グラヴィシーズ」(最終話)

1クール目の最終話はイレーネプリシラの姉妹ペアとの決着で締めという形に。

先に対戦したレスターさんが軽々と負けていたように
重力を操るタイプは反則みたいな存在ですから
綾斗とユリスでも今までみたいにあっさり勝つということは出来ず
この大会始まって以来、ようやくメインキャラでは本格的な試合になりました。

重力の影響は似を動かしたり設置したり多彩なものを繰り出されると
実質ただの炎のユリスの各種攻撃が見劣って見えてきますが
渾身の広範囲攻撃でもあまりダメージを与えられていないところを見ると
このまま勝ち進んでいってもユリスが無事に活躍できるのか心配になってきます。

そのためにも綾斗には早くパワーアップして貰いたいところ
こちらもリミッターがかかっている事が広くバレてしまい
むしろその困難をどう切り抜けるのか楽しみですね。

試合後は紗夜の"無い"ものから、クローディアさんのありすぎるものまで
複数の寒色を味わうという主人公らしい事をやっておられましたが
その一連のやり取りに積極的に綺凛ちゃんが参加していたのに注目・・・これは心配ですね!

紗夜とコンビを組んでから綺凛ちゃんの行動が大胆だったり、おかしかったり、
ヒロインとしても面白いことになっているので2クール目はこの辺りにも注目する必要がありそうです。




全12話終わりましたが、
放送前から告知されている通り分割2クール形式での放送となっており
ストーリーもまだ途中ということで結論を出すにはまだ早いですが
1クール見てきた感想としては素直に楽しかったです。

基本設定は昨今のアニメ作品と比べて大きな独自性があるとは言えませんが
登場キャラクターが個性的で多彩なことにより見ていて飽きない部分はあると思います。

ストーリー展開に関してもテンポが良く、
シーンによってはギャグのようなパートも用意されており、勢いもあって視聴しやすかったです。

もしもヒロインがユリスだけならば勢いは足りなかったと予想されますので
メインキャラの中にクローディアさん、紗夜綺凛ちゃんがいる意味は非常に大きい。

星導館学園以外にもあと5校ほど、
それぞれ対戦相手となるキャラクターが多く控えていますが
どれも濃いキャラのように見えるので多くても単純にどれがどれか分からなくなることは無さそう。

特に個性も華やかさも可愛さも備え持つ
クインヴェール女学園の生徒の活躍をもっとお願いします。今のところ完全にギャグ枠ですから。

出来ればこの勢いのまま2クール続けて放送してくれるのが理想ですが
放送前から分割2クールで放送時期も告知していただけに仕方ありません。

4月からの放送を楽しみにしています。


<公式サイト>
TVアニメ「学戦都市アスタリスク」公式サイト

<関連エントリ>
[学戦都市アスタリスク] - 深夜アニメ実況の果て