AKB0048 13話「笑顔のために」(最終話)

最終話です。

最初はそんなに期待せずに見ていたせいか
意外と面白く最後まで見られたと思います。

AKBメンバー*1による声優も
本職の新人声優さんと比べて圧倒的に演技が劣っているということもありませんし
多少の不慣れな演技もすぐに慣れる事が出来ました。

そして何より上手いなと思ったのが
実在のメンバーをモデルにした「襲名メンバー」のキャストには
AKBメンバーではなく本職の声優さん、しかもかなりのレベルの人を用意して、
オリジナルキャラクターである「研究生」にAKBメンバーを声優として起用するという方法。

もし襲名メンバーにAKBキャストだと普通のアニメ好きからは
見向きもされない可能性があるのを有名声優を使うことで見事にバランスを取った上手い方法だと思います。
賛否はあるもののビジネスとしては上手いことやってるAKBらしい作戦。

さらにその研修生メンバーはどれも個性的な子で
髪も襲名メンバーよりカラフルなので覚えようと思えば覚えられるようになってました。
個人的には第1話から主人公っぽいポジションだった凪沙が気に入っていて
中盤は主人公らしさどころか影が薄くなっていたものの最終話ではきちんと最初のポジションに戻ってきたので満足です。

楚方真琴織音などの他のメンバーも別の作品に登場しても違和感のないような
ハッキリとしたキャラ付けだったのは正解だったと思います。

その他の部分については豪華なスタッフが集まっているだけあって一定以上のクオリティが保たれていたものの
売りの1つらしいライブシーンのCGについては正直、違和感を感じることの方が多かったのが残念です。
戦闘はエンターテインメントの1つとして考えると問題なし、
現地のヲタが参戦してきたときは良い感じに笑わせてもらいました。
もし単純にアイドルものとして作っていたら確実に地味な作品になっていたと思います。


番組の本編終了後に流れ、公式サイトにもアップされている「特報」によると
どうやら2013年に第2期シリーズもしくはそれに近い展開が予定されているようなので
その時を楽しみに待っていようと思います。
次こそ全員の名前を覚えられるように。

最初思っていたよりも楽しく全話見ることができた楽しい作品でした。



<公式サイト>
AKB0048 公式サイト

<関連エントリ>
「AKB0048」の検索結果 - 深夜アニメ実況の果て

*1:AKB以外にもSKEのメンバーも居ますが便宜上AKBメンバーと書きます。