妹さえいればいい。 12話「妹さえいればいい?」(最終話)

幼少期から小説家を目指すようになったきっかけが明らかに。

それにしても小説を書くきっかけを作った三田洞彩音
突然訪問したかと思うと最初から距離も近く、
こちらの趣味に好意的な雰囲気で興味を持ってくれて、
毎週のように来て、部屋でコスプレまでして…。

そこまでしておいて弟としか思えないと言い、振るというのはひどい、ひどい!
しかも好きだった相手がラノベ読んでたって。

このショックは計り知れない。

主人公になるために小説を書き始める
そのために必要な大きなパワーをこおから得たならそれも納得。

その決心したシーンから
いつものオープニング入りという演出もいいですね。



アニメ「妹さえいればいい。」、
最初に見始めた時は少し設定やキャラが地味かなと思ったのですが
毎週見ていくと少しずつ面白さが分かってきました。

よくある学生の主人公やヒロインじゃなくても
この方向で、ここまで出来るのは新しい発見でした。

設定が学生でなくてもビジュアルや行動は若いし、
アシュリーさんや蚕など年齢とビジュアルが一致していないのも手伝って
そのあたりは特に気になりませんでした。

蚕と言えばあのパンツ、パンツリボン。
あれには驚かされました。

しかもカントク先生が実際に作れることを確認した代物で、
詳しい作り方も公式が公開。

知らなければ一瞬でパンツとは分からない(かもしれない)。
だけどそれはパンツ。

とにかくあれは凄いものでした。
ぜひ一度は試してみてください。なんか、凄いですので。


ヒロインは基本的に那由多と京の2人で、
アニメで描かれた範囲だと那由多も京もずっと主人公の方を見ているので
落ち着いて見られる安心感があります。

主人公の男友達キャラとして春斗には
何度も痛い目に合いまくって貰うことになりましたが
これこそが主人公の男友達キャラポジションの正しい姿。完璧な働きです。

終盤になると、1人だけ小説には直接関わっていない京が
出版社を訪れたきっかけで編集の仕事に興味を持ち、すぐに行動するなど
ここまで控えめな京が行動を起こそうとしたところでアニメが終わってしまったので
やはり先の展開は気になるところです。

京はいつまでも伊月を追いかけていって欲しい。
那由多にも対抗できるくらい積極的になっても面白そうです。

1クール12話の中では結局動きはなかった千尋の妹問題。
最後の最後で言い出すのか!?という雰囲気はありましたが、果たして千尋はどうするのか。

全12話、楽しかったです。



<公式サイト>
「妹さえいればいい。」

<関連エントリ>
[妹さえいればいい。] - 深夜アニメ実況の果て