ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 12話「ネトゲの嫁は女の子なんですよ!」(最終話)

最終話。

文化祭への部としての出し物のためにも
砦攻略へとメンバーを集めて再び挑戦。

ラスト10分で現れた傭兵ギルドとは力の差がありすぎるので
どう機転を利かせて勝利するのかと思ったのですが
やっぱりストレートに課金の力を駆使してきました。

やはり課金こそ最強、課金は強い。

もちろんいいタイミングで突っ込んでいったアコちゃんの頑張りや
意外にも役に立ったセッテを含めた各キャラの活躍もあっての勝利なのですが
課金パワーのインパクトは計り知れないです…。

部の出し物としてはそんなに大きなものではないし
実際にそのシーンを見てもなかなかの地味さもあるのですが、
謎の達成感がそこにありました。

そしてメイド長に半強制的に任命されたアコちゃんの
みんなの予想通りに似合いすぎるメイド服姿の効果もあってか
綺麗に最終回がまとまって、どこか「いい話」な最終話になりました。




リアルとネットの違いが分からなかったアコちゃんは
少しくらい最初より更生されたのでしょうか。

少なくとも学校には楽しく来ているようなので
その点では効果はあったのでしょう。

アコちゃんはただでさえ恵まれた身体なのに
ガードが弱いシーンが多く、自室とはいえまさか全裸で居たり、
さらにはルシアン訪問時にはギャグなのか本気なのか
自ら服を脱ぎ捨てる場面まであって、アコちゃんの身が心配です。

それでも意外と嫁としての基本スキルは備えてあって
このまま嫁として迎えるのも普通にアリなのでは?と思わせるところがさすが嫁キャラです。

通常このタイプのヒロインは料理に触れるだけで
軽く爆発さえても不思議じゃないだけに嫁スキルの高いアコちゃん何気に凄いです。


最初から最後まで唯一のメインヒロインとしてその座を譲ること無く最終話まで君臨したアコちゃんですが
少しだけ、一歩どころか半歩程度ですが茜ちゃんにもヒロインっぽいセリフのシーンがありました。

それでも圧倒的ヒロインのアコちゃんの間に入ることは難しそうですし
事実上の公認となっている以上、よほどのチャンスと勢いが無ければ茜ちゃんにこれ以上の見せ場は訪れないのでしょうか。
アニメでは描かれませんでしたが茜ちゃんにもそんな見せ場が欲しかったです。


近年ラノベの題材として増えてきたネトゲジャンルの作品でありながら
それらとは違う方向性を打ち出して差別化した「ネトゲの嫁」。
最初に思っていたよりもしっかりとしたストーリーの展開や設定で、
最終回も詰め込み過ぎたり無理のある展開は無く綺麗に締めており
最後まで楽しめるなかなか良い作品だったと思います。

アコちゃんは、強い。


<公式サイト>
TVアニメ「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」

<関連エントリ>
[ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?] - 深夜アニメ実況の果て