ゾンビランドサガ 12話「グッドモーニング アゲイン SAGA」(最終話)

最終回です。

まさかここまでの注目作品になるとは
誰が放送前に予想出来たでしょうか。

ジャンルとしては、ギャグ寄りを中心にして
ゾンビとローカルアイドルを混ぜた感じになりますが
最初から最後まで一気に勢いで通り過ぎていったような作品でした。

それもこれも幸太郎のキャラの強さが為せる技。

あの無駄にハイテンションで無駄に勢いあって
佐賀を救うと言いながら本当の目的は見えてこない謎な部分。

この作品が上手くいくか否かのポイントとして
幸太郎の貢献度は非常に高いものになっていると思います。

それをベースに、生まれた年や背景が全く違う7人が集められ、
ゾンビとしてこの世に蘇り、半ば強制的にアイドルをやることになる
冷静に考えてなかなか無茶苦茶な設定を貫いたことで
暗くなりすぎず楽しく見られる作品になりました。

そして、佐賀。
全国の中でもあまり注目されない部類に入る県(失礼ですが…)といえる佐賀だからこそ
それを舞台にすることが面白さになり、
そこにローカルCMなどの実在するローカルネタを加えることで
視聴者がこの作品を通して実際の佐賀に興味を持って同時に楽しめるようになったのが
この作品の他には無い大きな個性となり、結果として面白さにもなりました。


オープニングは少しレトロな曲調や映像の色使いとなっているのも特徴で
途中から追加された大きすぎるSEも本編同様振り切ってる部分でしょうか。

それでいてアイドル作品であることもあってか
実は挿入歌もかなり多く用意されていて、
メインのフランシュシュやアイアンフリルの楽曲から小さいものも含めて約16曲もありました。


一見ふざけているようで、やっぱり全力でふざけていて真面目なところもある。
それが「ゾンビランドサガ」という作品。

まだまだ幸太郎も含め、過去が明らかになっていないキャラクターが多く存在していて
作品そのものも大きな成果を上げているようなので
普通に考えると近いうちに続きを見ることが出来るかもしれないですね。

個人的には、さくらと愛がお気に入りでした。


<公式サイト>
TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト

<関連エントリ>
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