ラブライブ!サンシャイン!!(第2期) 13話「私たちの輝き」(最終話)

2期、最終話。

前回はラブライブの大会の話でしたがそれも終わり、
最終話では最終話らしく静かな落ち着いた雰囲気で校舎への別れをする話に。

賑やかに終わる最終回も良いですが
状況が状況だけにこうやって終わる最終回の雰囲気も良いんですね。

泣かずに笑顔で終わろうとAqoursのメンバーだけじゃなく生徒全員で学校に想いを描いてみたりと
最後の日を楽しく過ごそうとしている姿は、全校生徒数が少ないからこそ出来るシーンですね。

Aqoursのメンバーの1年生組の善子、花丸、ルビィの3人や
その日をもって卒業となる3年生組の果南、ダイヤ、鞠莉の3人が
それぞれ別に最後の時間を過ごしているところも印象的。

別れを惜しむようにピアノを弾いていた梨子ちゃんに対して
曜ちゃんが「私ね、ずーっと言っておきたいことがあったんだ……、梨子ちゃんの事が…、だーいすき!」と少し大げさなくらいの笑顔で言うシーンは
1期での千歌ちゃんを通して曜ちゃんが一方的に
梨子ちゃんに対して距離を取ってしまっていた事を思うと関係性の変化も感じられてすごくいいシーンでした。

この場にいつもいる千歌ちゃんも居ない2人きりだったというのも大きいです。

当然ながら閉校はもう覆ることなく、そのまま時が過ぎていきますが
吸い寄せられるように訪れた校舎で、
生徒みんなの前でみんなの期待に答えてAqours浦の星女学院ででのラストライブ!

衣装はもちろん浦の星女学院の制服!

スクールアイドルと言えばやっぱり制服が一番しっくり来ます。
同時にこれまでのAqoursの多彩な衣装も振り返ることも出来ました。

閉校を阻止するために立ち上がった千歌ちゃんとAqours
結果的にそれは叶いませんでしたが1つの目標に向かって力を尽くした意味はあったと思います。

最後に発表された「劇場版」ではどのような話になるのでしょうか。






全13話が終わりました。

2016年7月から放送されたアニメ第1期シリーズでは
Aqoursとしてのメンバー集めと、Aqoursがμ’sを目指すのではなく
AqoursAqoursとしてラブライブを再び目指し始めるところで終わりました。

第2期シリーズではラブライブの大会に時間を使うのかと思われたものの
意外とAqoursメンバーの個別回にしっかりと確保されていたり
まさかここまでSaint Snowが丁寧に取り上げられた上にAqoursとのコラボが行われるとは。

その影響もあって無事にAqoursが優勝をしたものの
ラブライブの大会シーンは一瞬で終わってしまいました。

でもキャラクターの新たな魅力だったり成長した姿を見ることが出来たので
これはこれで良かったのではないでしょうか。

千歌ちゃんは1つのことを成し遂げたし、
梨子ちゃんはあれだけ苦手だった犬を飼うまでに成長。
ルビィちゃんは自分の意見が言えるようになったし、善子はみんなの輪の中に。

みんなAqoursの結成時、結成前と比べると
少しずつ、だけど確実に成長しています。


μ’sはスクールアイドルとして活動して廃校を阻止できた。
Aqoursは閉校を阻止できなかった。

でもAqours浦の星女学院スクールアイドル部Aqoursとして大会優勝出来たし
千歌ちゃんや他のメンバーがAqoursの活動を通して得たものも大きかった。

3年生はこれで卒業ということになりますし
3人とも海外に一度は行ってしまうということですが
これからAqoursのメンバーがどう成長していくのかも楽しみではあります。

そして何より劇場版が発表されました。

アニメ1期、2期、そして劇場版という流れはμ’s時代と同じ流れですが
Aqoursの場合はどの時系列での話になるのでしょうか。

春の始業式までの期間の話なのか、それとも。

アニメ最終話では新しい学校の制服が届いたと言うセリフがありましたが
そのデザインも着た姿もまだ見ていません。
もしかしたら劇場版でその姿を見ることが出来るかも。

その時はAqoursはどのような形になっているのでしょうか。

次は劇場版です!



<公式サイト>
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site

<関連エントリ>
[ラブライブ!サンシャイン!!(第2期)] - 深夜アニメ実況の果て