からかい上手の高木さん 12話「手紙/入学式/席替え」(最終話)

最後の最後まで高木さん、凄かった。

クールな表情をしてどう見てもお互いに好き同士なのに
最後の一歩には踏み込まず絶妙な距離感を保つところが青春という感じがします。

この関係を続けられるのも相手が高木さんで、相手が西片だからこそ。

入学式から偶然的なきっかけから続くその関係が
そのまま続いているのが微笑ましい。そして羨ましい。


そして高木さんの表情の表現がとても、良い!

西片をからかっている時でも大きく表情を変えずとも優しい表情をしている事が多い高木さんが
西片が意外な発言をしたときに少し驚いたように目を見開いて表情が固まる姿とその時の声がまた可愛い!

大きく表情が変わらないからこそ西片の前では絶対にしないだろう姿、
あの最終話ラストでの自室での脚ばたばたさせる姿なんて高木さんの魅力が詰まっていました。

雨宿りや、自転車の二人乗り、プール回など
どれを思い出してもからかうための高木さんのセリフや行動が絶妙なバランスで凄かった。

2話ごとに変わるエンディングもカバー曲でありながら
どれも選曲が絶妙で、高橋李依さんの歌い方も高木さんっぽくてとても良かったです。

出会いの過去話を見せてからの最終回のあの場面で
しっとりと透明感のある歌声で聴こえ始める「出逢った頃のように」、さすがです。



まったり見られる作品でありながら
この懐かしさもある世界観と空気感を毎週存分に楽しませてくれた「からかい上手の高木さん」、予想以上でした。

高木さんの耳元で聞こえる囁きセリフ、楽しそうに笑う声。
なかなか忘れられません。




<公式サイト>
TVアニメ「からかい上手の高木さん」公式サイト