りゅうおうのおしごと! 第10局「スピニングドラゴン」

将棋作品らしさが強く出てきました。

今週の序盤では天ちゃん以外のヒロイン全員参加でのハワイで
あんなに楽しくはしゃいでいたのに、
銀子の水着を見て美味しい思いをした反動なのか、
いざ八一の対局が始まってしまうと一気に空気が変わりました。

それもそのはず、相手はどう見ても伝説級のあの人である「名人」。
いくら主人公で竜王の八一であってもそう簡単に勝てるような相手ではありませんし
そう簡単に勝てるような楽な相手ではないです。

八一が相当研究されたのか、勝たなくてはいけない戦法で真正面から負けてメンタルにダメージを負って
そのまま大阪で二敗目、そして三敗目。

八一の精神が限界まで追い詰められている状況を分かって
少しでも空気を変えようとあいちゃんが頑張って作る笑顔で対応しようにも
そこまでの余裕は既に八一には無く、結果的に冷たく当たってしまう悪い流れは辛い。

自分の対局が明日あるからと1局だけ八一に相手をしてもらうも
この空気では上手く打てるはずもなく、
あいちゃんのその打ち方を見て八一もまた冷たく当たってしまう悪いループ。

そんな空気ではあいちゃんに悪い影響も避けられず
ついには翌日の対局後に呼吸も荒く倒れてしまうその姿は
いつもの明るくて無邪気なあいちゃんとは全く違うものでした・・・

だからこそ最後の提供絵であいちゃんの笑顔が見られたのは救い。
本編中では天ちゃんの変わらない優しさが救い、でした。

銀子の水着シーンの水滴にこだわりを感じる、とか言ってる場合じゃなかったです。