1話、とても良い感じです。
ぼっちで読書が好きな妄想少女、
葉月が好奇心で魔法の世界へと巻き込まれていくところが
物語の始まりという感じがしていいですね。
期待の新人、楠木ともりさんの声質と演技が
葉月のふわふわとした、そして興味のあることには
周りが見えないくらいに突き進む感じが表現できているように思います。
そして後半では、学園長のどういった意図があったのか
温泉シーンからの原書で隠しながらのダッシュ!
大きなハードカバーの本には
こういう使い方があったんですね、とても勉強になります。
後半の葉月はずっと服を来ていませんでしたが
謎の光や、温度の高すぎる温泉の湯気なんて邪道なものは一切無し!
偶然にもそこにあった物が奇跡的にも危ないところをギリギリ隠す。これです、これ!
背中とか見えても大丈夫な場所、構図として見えなくちゃ逆におかしい場所はしっかりと見せてくれる。
それに加えて1話の掴みとしても完璧。
しかも葉月の特徴の1つである不思議な髪型を解いた姿も
1話からしっかりと披露してくれるなんて
温泉シーンからの展開だけでここまでやってくれるとは、さすがです。
それにしても自称「物語症候群」の葉月、
いつも追い詰められた時に本を大量に買い込んでいるようですが
それなりの値段がしそうな本も多かったけどお金は大丈夫なのか心配です。
次回からは「原書使い」として魔法の話が本格的に出てきそう!