ラブライブ!サンシャイン!! 13話「サンシャイン!!」(最終話)

今回で最終回ですがあまり最終回という感じがしません。
序盤、もしくは前半が終了したという雰囲気。

前回の話でμ'sのマネをするのではないと
Aqoursとしてゼロを1にするために前に進み始めた気持ちを
今週で1つの形にしたという感じ。

梨子ちゃんの事情を含めて
まさか大勢が集まっているステージ上で
これまでのAqoursを演劇風、ミュージカル風に演じてくるのは流石に驚きました。

今でもビクビクしている事も多いルビィちゃんが
あんなにもステージ上で堂々とセリフを喋っているところにも驚きました。

第1期ラストになる新曲「MIRAI TICKET」は
これまでとこれからのみんなの想いになぞらえた歌詞と
しっかりとした力強さも感じる曲で、衣装も可愛さよりも格好良さが出ていました。







予想していた第2期制作の告知はここではありませんでしたが
まず制作されることは間違いないでしょう。

代わりに3rdシングルとセンター総選挙の告知がありましたので
まずはそちらに集中を。


序盤から進みが少し遅いなとは思っていましたが
このような構成になるとは。

千歌から、そして曜ちゃん、梨子ちゃんと増えて
1年組、時間をかけて3年組を入れて9人揃うまでの物語を1クール13話を使いました。

μ'sに憧れる千歌がAqoursをどうしていきたいのか
統合の話が出ている学校をどうやって救うのか。

迷いながらもようやく前を向いて進み始めた1クール目。

1期が序章とすれば
きっと発表されるはずの2期がAqoursとしてLOVE LIVEに挑む第2章。

早く続きを発表して欲しいですね。


ラブライブ!サンシャイン!!」の作品が発表されてから、
アニメ化が発表されてから、
そしてアニメが放送されてから大きく変わったところがあります。

一番が花丸の事で。
アニメが放送される前まではどうしても何度聞いても語尾に慣れずに若干の心配すらあったのですが
数話ほど見ただけですぐに慣れてしまうのはアニメの凄いところです。

花丸ちゃんはルビィちゃんとも、善子と組み合わせても
良い感じにハマるのが良いですね。
2年とも3年とも違う3人の雰囲気が魅力です。

2年は千歌ちゃんが居ることで曜ちゃんも梨子ちゃんも結び付きが強くなって
千歌ちゃんの引っ張っていく力の強さを実感させられます。

3年は先輩らしくないです。
そこが魅力でも有り心配なところでもあってリーダーの千歌ちゃんが居なければどうなっていたことか。
もっと頑張れ3年チーム!


ラブライブ!の特徴の1つである楽曲に関しては
アニメ放送前の時点で1st、2ndシングルに3ユニットの曲が1つずつ、計5曲用意してあったのですが
じっくりアニメ化まで時間をかけたμ'sとは違いどうしても数は少なめでしたが
毎回のように挿入歌として新曲を発表し、CDの売上も好調なところを見るとさすがラブライブ!です。

相変わらずの学生のレベルを超越したステージ演出や映像も美しく、
想いよひとつになれ」(11話)では珍しい8人曲でありながらも
映像では9人全員がその場に居るようにシンクロする演出は良かった。
二人ペアで歌っているところも良い。



特に「未熟DREAMER」(9話)は大画面で見たくなるような
映像の美しさが素晴らしかったと思います。




あのμ'sを簡単には超えられないのは事実だとしても
アニメ放送前に感じていた不安を吹き飛ばすには十分でした。

これまでの「ラブライブ!」らしい魅力は残しながらも
これまでとは違うAqoursらしい魅力もアニメでは見せられたのではないでしょうか。

作品としての人気も上々のようですし
早くアニメの続きを発表して欲しいところです。

まだまだ様々なメディア展開をしてくるであろう
ラブライブ!サンシャイン!!」から目が離せません。


ちなみにずっと曜ちゃん派です。


<公式サイト>
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site

<関連エントリ>
[ラブライブ!サンシャイン!!] - 深夜アニメ実況の果て