天使の3P! 06話「ベーシストを連れてくな!」

ぞみたん回。

天使の3P!」がアニメ化すると聞いて
最も楽しみにしていた話の一つでもあります。

実はこの話は原作からかなり大胆なカットがされているのですが
アニメの限られた時間に合わせて
大事な部分だけを抑えて上手くまとめられていてアニメスタッフなかなかやるな、と。

ただ欲を言えば、大きくカットされた部分、くるみとの遊園地デートから
希美のお披露目パーティーの会場へと乗り込むまでの間のシーンがアニメで見たかったです。
くるみちゃんが体を張って響を助けるシーンをぜひとも映像で見たかったんです!

でも仕方ない、それをすると時間が無くなってしまうので。


今週の話は、作品のもうひとつのテーマである家族の絆が表現された回でした。

希美のことを想うあまり、希美の本当の幸せを、希美の気持ちを優先してあげたいと思う気持ちが
本当はイギリスに行ってほしくないのに、誰も行かないでと言えなかった。

でも希美は誰かに行かないでと言ってほしかった。

ある意味、部外者の響だからこそ思い切った発言で引き止めることが出来たし、
それを見抜いて決断させたくるみちゃんの頑張りをもっと褒めてあげて。

普段は変なことをよくしてるけど
誰よりも考えは大人なんです、くるみちゃん! 兄妹で入浴してるけど!

遊園地ではしゃぐくるみちゃん可愛かったです。


それはそうと、響が希美へ正直な想いを伝えて引き止めるシーン、
そこでの3人の演技が素晴らしかったと思います。

まだまだ幼い年齢の子供が、周りの大人と同じように考えて、
自分の本当の気持ちを必死に押し込めていたところを、響に言われて一気に解放して涙が溢れてしまう。

希美もすごく気持ちが入った演技で良かったし
特にくーちゃん古賀葵さんの演技がとても素晴らしかったです。

このシーン以外にも、希美が部屋を飛び出して行ってしまって
と一緒に探すシーンなど、いつもはぼんやりしているくーちゃん
希美のために行動している姿にも注目してぜひ見て欲しいですね。


ひとつの大きな試練を乗り越えて
より深い絆で結ばれた希美そらの3人で
頑張って考えた歌詞の曲をライアンさんに贈るということで今週も特殊エンディングとなりましたが
これまでのエンディングとは雰囲気がまた違っていて、
希美がリトルウイングに引き取られた日から、3人の距離が近づいて、仲良くなっていく過程が描かれていて
「大切がきこえる」の音楽と合わせてとても良いエンディングでした。

これぞ希美たち家族の絆です。

その「家族の絆」を意味するLien de Famille
「リヤン・ド・ファミユ」が潤たち3人のユニット名に決まりました。

いよいよ リヤン・ド・ファミユ、本格始動です。


そんな良い話の中、予告の懺悔でアウト判定にされたくるみちゃん…。
今週はお風呂に入らなかったのにアウト判定にされたくるみちゃん…。 がんばって!


次回は水着回だそうですよ!