武装少女マキャヴェリズム 第十節「恐ろしき刃「因幡月夜」」

サブタイを見る限り今週は、月夜ちゃんの担当回!のはずだったのに。
月夜ちゃんと不動がついに出会った回なのに。
それどころではない緊迫した状況に…

そんな状況でも月夜ちゃんの存在は僅かに残された癒やしでした。

月夜ちゃんは天下五剣の一人で、
他の生徒からも恐れられるくらいの実力の持ち主でありながら
実は中等部、しかも飛び級をしたということは実際にはもう少し幼いはず。

最強クラスの強さとは真逆に
実際にはその年相応の幼い態度を取るギャップが月夜ちゃんの魅力です。

どうやら"友達"という言葉に敏感なようで
不動が転校してきてから次々と輪やメアリと友達になって仲良くなっているのを気にしている様子。

女帝が暴れても最初は手出しをせずに座っていたのに
輪と一緒に駆け付けたのの相手に友達がどうかを確認してからは
女帝相手に本気で斬り掛かっていく月夜ちゃんはカッコイイし優しいのです。

思えば前回も学校中をうーちょかのウィッグを探し回るのの相手に
一緒に探そうかと話しかけようとしていたので
ののとは本当に友達になりたいんだと思います。伝えるチャンスが無かっただけで。

ただ、そんな優しさと可愛さと強さを持つ月夜ちゃんでも
あの女帝は仕留められなかった…、さすがにちょっと強すぎませんか。

月夜ちゃんに丈夫な真剣を持たせてあげれば結果は変わったのかも知れなかっただけに
せっかく瞬時に3回斬りつける攻撃が通ったあの一撃は惜しい。

ここまで準備をすればもう登場するしかないでしょう。
不動と女帝の戦いが始まります。最終回に向けて、なかなか熱い展開です!