ハイスクール・フリート 10話「赤道祭でハッピー!」

晴風が戦闘により大きく傷ついてしまったというミケちゃんの前回ラストのセリフから
まさかメンバー全員での祭りに繋がるなんて。

晴風の修理や補給は明石や間宮に任せつつ、
赤道に到達したと同時に最初からテンション全開で赤道祭に挑むマロンちゃん。

初めはマロンちゃん以外はあまりやる気が無いようで
機関科のメンバーもいつもの自由さで準備すらしていなかったのですが
それを見てショックを受け、スネてしまったマロンちゃんを見て、
ここに来てマロンちゃんの幼なじみでもある
クロちゃんが艦長・ミケちゃんにそれを伝えて相談するという珍しい光景に。

これまでのクロちゃんならミケちゃんには強くあたって常に反発していたのですが
先日の話でのミケちゃんとシロちゃんのやり取りを見て考えを改めたのでしょうか。
以前と比べてかなりクロちゃんが柔らかい印象になりました。


そんな中、余っている木箱を貰って
いつの間にか神輿を作っていたヒメちゃん。
趣味が模型製作というだけあってか、短期間で作ったとは思えない立派なもので
マロンちゃんが元気を取り戻してくれるには十分でした。

この流れにのって一気に薦める赤道祭。
とても1日、2日で準備したとは思えない見事な出店の屋台が並び、
完成度の高い小物、出し物が次々と繰り出されていく怒涛の展開。

砲雷科の細かすぎる砲のモノマネから始まり
航海科のピッタリ息のあったラップが炸裂!

まさか航海科の比較的おとなしそうなメンバーの航海科が
こんなにキレの良いラップ、そしてアドリブを披露するとは驚きです。
振り付けもピッタリで、めぐちゃんの表情が面白かっ…可愛かったです。

ほっちゃんが出発前に告白されていたという衝撃の事実にも驚きましたが。


艦橋メンバーの出し物はココちゃんが仕切ったらしい演劇でしたが
ミーちゃんとの別れのショックも引きずっていないようなので安心しました。


最後は何故か相撲。
でも実はこれマロンちゃんがクロちゃんの事を想った企画だったようで
恐らくマロンちゃん自身もミケちゃんとクロちゃんの距離感のある関係性を気にしていたのでしょうか。
上手くミケちゃんを決勝まで進ませてクロちゃんと対戦、クロちゃんが勝利したあとの
ミケちゃんとクロちゃんは少し前では全く見られなかったいい表情をしていました。

晴風のムードメーカー、マロンちゃん大活躍で大暴れな第10話でした。

そして今回のサブタイトルには
初めて、「ピンチ!」ではなく「ハッピー!」という文字が入りました。