<新番組>無彩限のファントム・ワールド 01話「ファントムの時代」

設定や一部キャラデザから少し懐かしい雰囲気すら感じる今期の京アニ作品。

主人公・晴彦の周りを飛んでるルルは置いといて、
基本となるヒロインは玲奈の2人で、直接的なバトル担当とアクティブな舞と
ちょっと抜けてるところもあるような黒髪ロングストレートの玲奈。
意外と2人のバランスは取れているようにみえます。

二人ともお金に困ってるようでそのためにファントムを封印するヒロイン、
…2年ほど前にどこかの京アニで見たような気配も感じますがそんなところです。

その残念さがヒロインの魅力を惹き出すという感じで。

それよりもこの作品、
これまで頑なに深夜アニメらしいサービスなシーンは極限まで切り捨てて
どうやら健全なアニメ路線を貫こうとしていた京アニがどうにかしてしまったのか
ぱんつこそ見せませんがそれ以外の事については以前よりも自主制限がゆるく設定されているように思います。

舞なんてセルフですが思いっきり揉んでましたから。
晴彦にやらせると局によっては規制対象になる演出だし、京アニの限界を超えそうなのでまさにギリギリのラインか。

確かにこれまでも「甘ブリ」や「境界の彼方」の6話など少しだけ頑張った話数も存在しますが
今回はそのレベルを超えて今までよりも深夜アニメらしいアニメを京アニが作ってきたことに驚きです。

このレベルを果たして最後まで維持してくれるのか
それとも掴みのための初回サービスなのかは分かりませんが、その辺りも来週以降の注目点となりそうです。