空戦魔導士候補生の教官 12話「空戦魔導士候補生の教官」(最終話)

最終話です。

全体としては主人公が前面に出ないこともあり
物足りなさも確実にあるのですが
ゆったり落ち着いて見られるアニメとしては程よい力の抜き加減とも言えそうです。

最初のヒロインはミソラ、レクティ、リコの3人でしたが
その中で一番ヒロインらしさが出ていたのはレクティでしょうか。

積極的に行けないようなタイプの性格だったけど
ひとりだけどう見ても恥ずかしい制服を着てバイトなど訓練を通していくうちに
積極的な部分が出てきてヒロインとしても魅力が大幅にアップしていきました。

攻撃タイプとしても前面に出る必要があるので
その成長した部分が強調されたのもポイントですね。

ミソラは一番簡単にデレやすそうに見えるのですが
最後まであと一歩が踏み込めなかった印象です。
あと少しだけ前に出ることが出来れば
レクティにも負けないポテンシャルがあったのに惜しいところ。

リコは最初より柔らかくなりましたが、それくらいですね。
ヒロインとしてはミソラよりももう少し後ろに引いている感じ。

そして途中から本格参加して、
ヒロインとしても存在感を増していったのがユーリです。

ミソラと同じくツン系のタイプですが
ユーリの方がそれがハッキリしていて扱いやすく
こちらが思った通りの反応をしてくれるので凄く安心感があります。

結果としてミソラのポジションを少し食っているようにも…。

ユーリは戦闘の実力もありますし、明らかに主人公への好意も見え見えですし
ミソラたち3人と比較してもヒロインらしいヒロインでもあります。
さらにはラストでE601小隊に参加してメインヒロインとしての障壁もなくなり、まさに完璧。

アニメでは描かれきれませんでしたがユーリに負けないように
ミソラ、レクティ、リコには今まで以上に頑張って頂きたいところです。
そんな頑張っている3人を見るのはきっと楽しいはず。


<公式サイト>
TVアニメ『空戦魔導士候補生の教官』

<関連エントリ>
「空戦魔導士候補生の教官」 - 深夜アニメ実況の果て