甘城ブリリアントパーク 12話「未来は誰にもわからない!」

もう1話だけ残っていますが
それはTBSアニメでよくある特別編(12話+1話構成))なので今回が実質最終回となります。

最終的には目標来場者数の達成、
さらにはラティファ様の記憶リセット回避という完璧なハッピーエンドで
また次の1年間で新たな目標が設定されたとはいえ
全くやり残しのない状態で綺麗に終わるアニメは最近では珍しい気さえします。

ストーリー展開もどの話数も丁寧に描かれていたのでゆっくり見ることが出来ましたが
逆に言うとあまりにも丁寧すぎて中盤が少しですが盛り上がりに欠けたかなと思います。

可児江が誰もやらないような驚くような方法で人を集めるという意味では
初めに期待していたよりインパクト不足だっただけに
毎回ギャグと勢いで乗り切るには物足りなさを感じてしまいました。
ただ中盤でも学校回はパーク以外の風景が珍しく新鮮な気持ちで楽しめました。

キャラクターとキャストについては
加隈さんが普段あまりやらないようなタイプのいすずは最後まで大きくブレることなく見事な安定感。
そしてラティファ様はとても天使で、とてもかわいく、とても美しく、とても姫様!だったのに
出番やセリフがメインキャラにしては少なくそこだけが勿体無いです。
今季から一気に出演作数が増えたゆきよ様の声と演技は素晴らしかったです。

名前が完全にモブレベルの映子(A子)、美衣乃(B乃)、椎菜(C菜)も頑張っていましたね。
椎菜なんてキャラクターソング集CDに
この3キャラの中で唯一参加しているのにも関わらず、名前が椎菜ですから。

という感じで2話以降の期待が大きかっただけに
予想していたのとは少し違う感じにはなってしまいましたが
全体的には安定感があって「甘城ブリリアントパーク」、楽しめたと思います。

ラティファ様のコロッケ食べたかったです。