六畳間の侵略者!? 12話「侵略順調!?」(最終回)

最終回ということですが
特にやり残したり進行中の問題やイベントは特に無いので
ゆっくりと平和にクリスマス回でした。

本当はこの部屋を奪い合う関係なのに
3つの季節が巡った今となっては普通に仲の良い関係に。

まさに、いい最終回でした。




全12話が終了しました。

キャラクターデザインの可愛さから放送前から注目していましたが
その期待を裏切られることなくヒロインの可愛さを楽しめるアニメでした。

メインとなるヒロインは4人ながら
それぞれの担当回もしっかり用意してあり
さらに晴海さん、大家さん…静香さんも実質的にはヒロインの1人として登場していますし
ルースさんまで含めてしまうとヒロインは7人というかなり充実。

それぞれのヒロインは担当回が終わると良いぐらいのデレさを維持してくれるので
そのあたりは次のヒロイン担当回に行っても特に余計な心配することなく非常に見やすかったです。

最初に攻略した早苗は孝太郎にくっついていることが多いですが
他のヒロインに怒られこともありません。



早苗は、孝太郎が妹と表現したように明るくて少し子供っぽい部分もありますが
一番バランスが良くて隣にいると安心できるヒロインだと思います。

ティアはこの作品に登場するキャラクターの中ではツン度合いが多いところがありつつも
そんなにツンが強いわけではなく、むしろデレの比率が高いので
軽くきっかけを与えるようにいじってあげると反応がとても可愛いです。
孝太郎の事をこっそりと騎士にするなど真剣だったり真面目な一面も魅力的。

ゆりかは可哀想なポジションの娘ですが
みんながピンチの時はしっかりと見えないところで役目を果たす重要なヒロイン。
普段は何かと残念な事になっているシーンが多いものの
他のヒロインにも負けないくらい強い意志と気持ちを持っています。

地底人なキリハさんはヒロインの中ではお姉さん担当といったところでしょうか。
担当回もヒロインの中では一番最後でしたが、
他のヒロインとは全く違う何か余裕のようなものを持っているような気がします。
そして何よりハニワのカラマとコラマが便利すぎて便利すぎて…、
最終話なんてカセットガスコンロにカセットボンベとして入ってましたから。

そして晴海さん、ヒロインなのか何なのか分かりませんが
いつも余裕の立ち振る舞いで美味しいところを確実に押さえているキャラだと思います。
他のヒロインから見るとかなりの強敵です。

大家さんこと静香さんは最後まで謎多きキャラでした。
ヒロイン4人とは違い一般人担当のはずなのに
普通にバトルシーンに参加してしかも活躍どころか一番強いって絶対に何かがおかしい!
最後まで真の正体は明らかになりませんでしたが普通じゃないです。
でもビジュアルは可愛いし、頼れる感じがしますし、いいヒロインでもあります。


ストーリーに関しては、
放送開始時点で原作ストックが16巻と大量にあるにも関わらず
全体的にしっかりと余裕があって、よくある終盤に急いで詰め込み展開にならず
それでもヒロインの担当回は2話程度ずつちゃんと確保してあり
さらには最終話も1話分置いてあるという最近では稀に見る余裕を感じました。
これもシリーズ構成のヤスカワショウゴさんの力なのでしょうか。

それから、ヒロイン担当回だけではなく
中にはバトル展開も用意されていて、意外と迫力もあり本格的なシーンに仕上がっていました。
ゆりか真希のバトルではどう見てもオーバーな技名を詠唱していながらも
バトル自体は激しくなかなか見応えのあるものでした。

オープニング主題歌もアニメらしい良い曲で
その歌を担当したハートインベーダーこと、ヒロイン4人の声優を務める鈴木絵理さんら
新人声優さんの今後の活躍にも注目したいと思います。

特に個人的には鈴木絵理さん、大森日雅さんは
楽しく可愛いヒロイン役が容易に想像できるので楽しみです。


そんな感じの「六畳間の侵略者!?」でしたが
六畳間の取り合いはどうなったのかという疑問も残りつつも
全体的に落ち着いて存分に楽しめる良いアニメだったと思います。楽しかったです。


<公式サイト>
TVアニメ『六畳間の侵略者!?』公式サイト
TVアニメ『六畳間の侵略者!?』公式(@anime_6joma)さん | Twitter

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[六畳間の侵略者!?] - 深夜アニメ実況の果て