デート・ア・ライブII 10話「反転」(最終話)

最終話です。
例の角川得意の全10話構成ということで他より短めとなっています。

第2期シリーズということで、
基本的なヒロインは既に攻略済みとなってしまっているため
第2期では「デート・ア・ライブ」らしい攻略回が少なかったです。
それだけに、話が盛り上がってくる前に気づいたら最終話という感じでした。

新規ヒロインの耶倶矢夕弦
もっとデレてくれても良かったと思いますが
既存ヒロインには無いキャラだったのでまだまだ色々と遊べそうな可能性を感じます。

終盤で登場した美九は、
完全に女の子好きという攻略難度が高いヒロインだったにも関わらず
意外にもあっさりとしたきっかけで最終話にてデレてくれましたが
こっちのデレた状態の方が魅力が一気に上がったような気がします。

今までの攻略済みヒロインの存在を脅かすほどベタベタしてくるだけに
十香に対抗できるポテンシャルは持っているのではないでしょうか。


一方で、四糸乃は前半はドラマばかり見ていて
終盤では美九に操られ、ラストでもあまり見せ場が無かったのが残念すぎます。
四糸乃が前面に出てくるだけで作品の雰囲気が少し明るくなるだけに
2期ではまるで邪魔者扱いだったのが非常にもったいないです。

折紙も本来のキャラを活かせていないように見えましたし、
琴里についても大きな動きはなく、やはり既存キャラの扱いはちょっと冷たかったかなと。


1期は全12話だったのに2期で全10話という角川構成にしたせいで
多少の内容圧縮は仕方ないとしても
キャラクターの魅力を引き出しきれずに終わったことは不完全燃焼と言わざるをえないです。
ストーリーかキャラクター、どちらか一方でももう少し頑張って欲しかったです。


本編終了後に発表されたように「劇場版」の制作が決まったようですが
こちらではどのようなストーリー設定にしてくるのか注目です。


<公式サイト>
『デート・ア・ライブ? DATE A LIVE』アニメ公式サイト
デート・ア・ライブ[公式] (date_a_info) on Twitter

<関連エントリ>
「デート・ア・ライブII」 - 深夜アニメ実況の果て