selector infected WIXOSS 12話「その選択は…」(最終話)

明らかになる事実より、
増えた謎の方が多い最終回でした。

タマの過去とその正体は結局今は明らかにはなりませんでしたが
ルリグの空間にいる「」はタマに関して何かを知っているようでした。
元マスターだったのか、それとも別の何かなのか。

るう子の気持ちを確かめるために、願いを叶えたくないならと持ちかけ
タマにバトルに勝利してもるう子の願いに同意しなければいいと吹き込んだりと
何が狙いなのか分からない不審な行動も目立ちます。

一方の伊緒奈ウリスのペアも
「夢限少女」になる勝利数は既に揃っているけど
まだ足りない条件を揃えるためにるう子とバトルしたようで
何か引っかかるところがあります。

伊緒奈の願いは何だったのか、
るう子の事をやけに気に入っていたり、「私のるう子」のような発言があったり
もし、るう子を手に入れることが「願い」だったのならば
るう子を自分のルリグにした方が自然な関係のような気がしますが
それとは逆にるう子のルリグになるなど、伊緒奈の本当の狙いは何なのか。

そしてタマのポジションを奪うことが狙いだったのか、
消すことが目的だったのか、ここは「」とも何か関係がありそうです。

タマはどこに行ってしまったのか。

というわけで、続きは第2期シリーズへ。

タイトルは第1期シリーズの「selector infected WIXOSSにつづいて
第2期シリーズは「selector spread WIXOSS

「infected」は公式で「侵食された」と訳されていたので
この場合の「spread」は「蔓延する」といったところでしょうか。

「侵食/感染」から「蔓延」へ、
範囲は着実に広がりましたが、このタイトルが意味することは…。




というわけで、「selector infected WIXOSS」全12話の最終話でした。

いわゆる分割2クールということで
この12話だけでは謎はほとんど明らかにはなりませんでしたが
なかなか最後まで楽しく見れました。


「selector infected WIXOSS」は、「WIXOSS」という
実際に販売されているタカラトミーの商品をテーマにした作品でありながら
タカラトミー側に許可を取り、いわゆる他のカードゲームジャンルのアニメにありがちな
カードのゲーム内容を中心とした作品ではない部分が非常に特徴的です。

通常ならカードゲームの面白さを伝えていかないとダメなのに
アニメだけ見るとむしろ恐怖感すらあるくらいなので
タカラトミーはすぐに話に乗ってくれたようで、素晴らしい決断をしてくれたと思います。

お陰で、WIXOSSのルール自体はまだほとんど理解していませんが
それでもアニメは問題なく楽しめました。


BGMや画の作り方もあり、作品の雰囲気は全体的には
物語が進むに連れて暗めの比率が高いのですが
アニメ自体はオリジナル作品ということもあり、
予測できない展開を見るドキドキ感が増して
視聴者の気持ちを盛り上げるのに大きく貢献したと思います。


キャラクターについて、
主人公のるう子は天然っぽいけど意志が強く友達思いだったりと、
まさに主人公らしい要素が多く含まれていながらシンプルなデザインで非常に好感が持てます。

パートナーでルリグのタマは普段は無邪気で人畜無害っぽいけど
他のルリグと較べて自分の過去を知らなかったり謎が多く、どこまで信用していいのか
もしかしたら今見えているタマは演技なのかと、
見た目は可愛いのに信用しきれないところが作品の雰囲気にあってます。

そういう意味では遊月のルリグだった花代さんも
あんなに今まで仲の良い感じだったのに最後の最後まで完璧な演技だったなと。
まだ遊月の身体で花代は存在しているので
今後どのようにるう子側と再び絡んでくるのかにも注目です。

一衣は願いが願いだけに、ただただ可哀想なポジションとなっていますが
それだけに第2期シリーズでは何かるう子の力になってくれるんじゃないかと期待もあります。

可哀想なポジションと言えば、
あきらっきーこともこの作品を語る上では外せない存在なのは間違いないです。
本人はあれだけ余裕な感じで通してきたのに、最終的にはバトルに負けてしまいあんな事になってしまいましたが
制作側を含めて「selector infected WIXOSS」の数少ないエンターテイナーでした。
事実上の退場したあとに提供画で制作側に遊ばれていた晶は忘れません。

そして伊緒奈は百合なのか何なのか、と謎だらけの存在ながら、
あきらっきーの小物な感じに対して堂々たる悪役感が出ていました。

selectorで主要キャラのようですが
アニメ本編中ではWIXOSSに強いわけでもなく
登場してすぐにいなくなってしまった、ちよりの第2期シリーズでの役割は気になるところです。
第2期ではWIXOSSバトルに強くなって一気に物語の中心に参加するのか
それともまた別の役割があるのか、何やら2期の鍵になりそうな予感がします。


そんな感じで謎が多いながらも
今後の展開、第2期シリーズの開始が楽しみな「selector infected WIXOSS」ですが
第2期シリーズの「selector spread WIXOSSは秋からのTVアニメ放送と予告されています。


TVCMでも流れていたソーシャルゲーム版の
「selector infected WIXOSS」も秋からサービス開始予定なので
アニメ第2期と合わせて展開されるものと思われます。

また、その他のメディアミックスに関してはコミック版の連載も告知されており
「selector infected WIXOSS ―Re/verse―」と「selector infected WIXOSS ―blue appli―」というタイトルで
それぞれビッグガンガンウルトラジャンプで連載されるようです。
「blue appli」の作者は、
「謀略のズヴィズダー」のコミカライズも担当している鈴木マナツさんです。


TVアニメ「selector infected WIXOSS」自体のBlu-ray
通常の他のアニメとは異なり4話ずつ収録のBOX形式という珍しい形をとっていますが
初回版にはなんとWIXOSSの構築済みスターターデッキや5枚の描き下ろしカードが付くなど、
全部で50枚もカードが手に入るだけに気になる感じです。

さらに映像特典には「緑子さんとピルルクたん(仮)」ともう一つ、
「『夢限少女になりたいの!二人でWIXOSSやってみた!』1」(旧タイトルは「WIXOSSで遊ぼう」)という
アニメを見たあとなら尚更、タイトルからして大丈夫か!と思わざるをえないものもあるようです。

価格は税抜きで12,800円と一見高額にも見えますが、
他で多い、2話ずつ収録された全6巻のBlu-rayに比べると、むしろ安めの設定となっています。

第1巻のジャケット絵はタマのカードを持ったるう子ですが
第1話のキャストによるオーディオコメンタリーは、
るう子と遊月のキャストである、加隈亜衣さんと佐倉綾音さんとなっており
こちらはselectorとルリグのペアでは無いようです。

その代わり、るう子役の加隈亜衣さんとタマ役の久野ちゃんの2人は
7月からウェブラジオのパーソナリティを担当することになっていたりします。


秋の第2期シリーズに向けて様々な展開も予定されますが、
「selector spread WIXOSS」では物語はどうなっていくのか、今から非常に楽しみです。


<公式サイト>
オリジナルTVアニメ『selector(セレクター) infected WIXOSS』公式サイト
selector アニメ公式 (selector_anime)

<関連エントリ>
[selector infected WIXOSS] - 深夜アニメ実況の果て