世界征服〜謀略のズヴィズダー〜 12話「ズヴィズダーの光をあまねく世界に」(最終話)

12話、最終話です。

ウドの力も尽きたあの状態からどうズヴィズダー側が勝ちに行くのかと思いましたが
一気に勢いに乗せて最後まで突っ走ったのは「ズヴィズダー」らしくて良いですね。

その勢いの中でも、今までの話で出てきた伏線やネタを回収しつつ進行していただけに
何度か録画で見なおしても12話は楽しめそうです。
逆上がりの練習だったり、牛乳だったり…
自転車は補助輪無いと乗れないのにバイク乗ったり、
逆上がり出来なかったのに鉄棒で大技繰り出したり…、ケイト様、成長しましたね!

ナターシャは無事に脱出できたし、吾郎さんも帰ってきたし、ロボ子は少し予想外の形で復活したし。
ある程度は予想できる流れとはいえ誰も犠牲にならなくてよかったです。
ヤスだけは最後までヤスでしたけど。大した活躍しませんでしたね、ヤス。

蓮華ちゃん…ホワイトロビンもホワイトイーグレットも加わって一緒に戦いましたし
最後の最後はいい形での見事な征服でした。

そして新たなる敵…、地球の裏側から大陸間弾道ミサイル
ピンポイントで打ち込んでくる敵、一体何者なのか・・・。



全12話の放送が終わりましたが
基本的に終盤以外はギャグ部分が基本になっていたこともあり
大きくシリアス方面に落ちること無く楽しんでみることが出来たと思います。

第1話の補助輪から始まり、様々なところで「幼女」らしさを前面に発揮していたケイト様
実は幼女のようで幼女じゃない、でも見た目は完全に幼女という
とても素晴らしい合法的な存在で「ズヴィズダー」を楽しく見られたのもすべてケイト様のおかげです。
幼女の勘とか機嫌を損ねた幼女の力、など
自分で幼女を売りにしているところも可愛くていいじゃないですか。

ある意味、ケイト様よりも謎な存在であるガラクーチカを手にしたケイト様
活き活きとしてとても魅力的でした。

そして、他のズヴィズダーのメンバーはどのキャラも個性的で面白かったです!
何故か広島弁ナターシャや、最終話でケイト様との出会いが明らかになった逸花の女性陣だけではなく
最後まで渋かった吾郎さんと最後までヤスだったヤスなど
男性キャラも楽しいメンバーだったのが「ズヴィズダー」の良いところですね。もちろんロボ子も。

ナターシャや逸花が普通に学校に通っていたのは衝撃的でしたが、
学校といえばクラスメイトでありヒロイン、そしてホワイトロビンである蓮華ちゃんです!
ヒロインとして見ると二人きりの逃亡生活というチャンスがあったものの
結局、明日汰とは一気に距離を縮めることは出来ませんでしたが
ドヴァーに惹かれるところから最終話で助けに来てくれるところまでしっかり活躍していました。
もっと私生活での蓮華ちゃんを取り上げる話が見てみたかったです。

ホワイトライトのメンバーでは、ホワイトイーグレットの美酒
衝撃の登場だった香織さんなど、
ズヴィズダーに負けない個性のあるメンバーが揃っていて面白かったです。


ストーリー面では先程も書いたように基本部分はギャグで構成されているものの
実はケイト様の過去だったり、それぞれ他のズヴィズダー幹部の過去だったり
ハッキリとは明らかになっていないような部分もあったりと
まだまだ気になる部分が残っていますが
それでも勢いとギャグとケイト様の魅力の前には些細なことです。

「ズヴィズダー」の魅力はケイト様、と言い切っていいと思いますし
そう思っている人はかなり多いはず!

そんな魅力あるケイト様をもっと見るためにも
せっかくラストで2期フラグを立てたんですから続きの話も是非とも期待したいところです。
10月に発売されるというテレビ未放送の第13話のその先を。

というわけで、「世界征服〜謀略のズヴィズダー〜」、
少し変わった作品ではありましたがキャラも設定も面白く、
最後まで楽しんで見させていて頂きました、良かったです!

<公式サイト>
TVアニメーション「世界征服〜謀略のズヴィズダー〜」公式サイト
世界征服〜謀略のズヴィズダー〜 (project_ssf)

<関連エントリ>
[世界征服〜謀略のズヴィズダー〜] - 深夜アニメ実況の果て