13話、最終話です。
前回のμ'sを辞める宣言をしてから
距離が出来てしまった穂乃果と海未とことりですが
やっぱり昔から仲のいい三人組なので少しくらい距離が広がってもそれでも通じあってるものです。
穂乃果も本当はスクールアイドル辞めたくなったんだろうし
ことりも本心では留学するのを躊躇っていた、だから誰かに、穂乃果に止めてほしかったんです。
流れとしてはスタンダードなものとも言えますが
ここまで見てきて仲の良さが分かっているので見ていてとても良かったです。
3人以外にも明るさを失ってしまった穂乃果に
自分なりに声を掛けたり気を使ったりする各メンバーの優しさも感じました。
絵里会長の真面目だけどまっすぐな言葉、
そして最初から最後まで好きなことには全くブレないにこ先輩。
いつもは1人だけボケ担当でネタキャラ状態なにこ先輩ですが、
最後は誰よりも熱い思いが伝わって来ました。
そしてラブライブ！と言えばライブシーンということで
最後の1曲に持ってきたのは「START:DASH!!」です。
9人全員揃っての「START:DASH!!」は振り付けも歌も笑顔も素晴らしく
これぞラブライブ！と言えるものに仕上がっていました。
やっぱりμ'sには穂乃果もことりも含めて9人居ないと意味が無いですね。
というわけで全13話を見て来ましたが
最初の想定通り、いや想定以上に素晴らしいクオリティの作品でした。
アイドルアニメだけどこれまでのアイドルアニメとは違う
ラブライブ！ならではのポジションというのにも惹かれました。
アイドル作品としては重要な部分になる歌とライブシーンについても
これまでの実績通りのクオリティの高いもので
それもかなりの数を用意していたのは良かったです。
映像についても手抜きは無くこれまでのラブライブ！のクオリティそのままのTVアニメ化でした。
キャラクターについても高いクオリティで
それぞれ9人でバランスが取れていてどの子もそれぞれの魅力がありました。
個人的にはことりや穂乃果を推したいところですが
真姫なんかもじわじわとクセになってくる感じで、
どのメンバーを選ぼうかという楽しみもありました。
メディア展開、特にCDのリリースについても
積極的に行われていたのも「ラブライブ！」最大の特徴の一つではないでしょうか。
初期からランティスが強力に関わっているだけあって
他作品に比べても圧倒的に楽曲方面についてはしっかりとしていて
CDリリースのタイミング、数なども全く容赦無く、ビジネスとしてもかなり上手いと思いました。
まずはTVアニメから入ったファンのために1話が放送されたあたりで
これまでのμ'sのいいところをまとめた「ベストアルバム」を1月9日にリリース、
続いて数話見て新規ファンも増えて話題になってきたところで
オープニング主題歌を収録したCDを1月23日にリリース、
それから少しだけ間をあけてエンディング主題歌をリリースしたのが2月6日。
さらにそこから2週間後の2月20日にはアニメ本編中で使われた挿入歌CDをリリースし、
その2週間後の3月6日に挿入歌CDの第2弾をリリース。
そして全話放送され全放送局で最終話を迎えた翌日に
最終話のラストで歌われた全員での「START:DASH!!」も収録した挿入歌CD第3弾をリリースするなど
アニメとCDリリースのタイミングが見事に綿密に計画されたものになっていたのは
さすが以前から強力にサンライズやランティスが積極的に関わり、メディア展開してきただけあります。
ちなみにその1週間後には今度はオリジナルサウンドトラックのリリースも予告されていて
こちらはCD2枚組という大ボリュームとなっています。
モバイル向けゲームや6thシングルのセンターを決める第5回総選挙の投票受付など
これからもラブライブ！の勢いは続いていきそうです。
そんな感じの「ラブライブ！」でしたが、
たくさんの魅力的なヒロインと数々の楽曲を存分に楽しめたいい作品でした。
ことりちゃんの可愛さとにこ先輩のギャグ方面というギャップなど
9人の個性的なメンバーがいるからこそ楽しめる部分ですね。
先程も書いたように今後の展開も色々と決まったり発表されたりしているようなので
これからも「ラブライブ！」からは目が離せそうにありません。
最初から最後まで本当に楽しく見ることが出来ました！
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