ビビッドレッド・オペレーション 12話「ビビッドレッド・オペレーション」(最終話)

第12話、最終話です。

ラストだけに今回は最初から最後まで一気にクライマックスな感じで、
最強の敵と思われた巨大カラスさんも
その圧倒的とされる力の割には次々と攻撃がヒットされてしまい
順著にダメージを蓄積されちゃってました。

時間の都合も大きいと思われますが
主人公サイドが一度押されて苦戦する展開も無く
その分、シンプルに最終バトルを見ることが出来たように思います。

そしてその最終バトルでは何と言っても
次々と攻略済みのヒロインとドッキングを繰り返していくあかねちゃんの姿!
まさにこれまで順調に攻略していった主人公の集大成です。

まるで嫁の使い捨てのようなシーンでしたが
それぞれ幸せそうな笑顔だったし3人のラストは本妻であるあおいちゃんだったし、
全員のそれぞれの活躍をもう少しきちんと見たかったようにも思いますが
4人が満足しているなら今はそれでいいです。

それよりも3人と連続ドッキングして3人は解除後にゆっくり落ちていったのに
あかねちゃんは最後まで全く疲れる様子もなく元気なのはさすがあかねちゃんです。
いつも新聞配達して、戦闘して、それでもあのテンションを維持していただけあります。

そんな状態からのれいちゃん救出、そして満を持してのビビッドレッド登場!
ドッキングはベースではなく素材側のキャラの個性が反映されるので
あかねちゃんではなくれいちゃんがベース、あかねちゃんが素材側となった事までは良いのですが
気になるのはそのビビッドレッドの最終攻撃、ファイナルオペレーションです。

ブルーのインパクト、グリーンのブレード、イエローのコライダーと
どれも個性のある武器を備えて、出力突破の全力の攻撃を決めるのがドッキングの定番だったのに
ビビッドレッドだけはまさかのパンチ!素手
装備に頼らなくても全身強化ということならキックでも頭突きでも行けそうです・・・。

ということで、残念ながらビビッドももは登場せずでしたがこれでようやく全色登場となりました。
さすがにビビッド・ブラックは真っ黒になってしまいそうなのでデザインは大変そうです。

その後の展開は全員が幸せになれるものだったものの
あまりにも想像を超えるシンプルさで、かなり評価は別れてしまうと思われますが
このアニメ自体、最初からストーリー重視ではなく映像とノリと
そしてキャラの可愛さがメインだと思っていたので特に大きな問題とは思いません。

とりあえず可愛ければいいんです!



というわけで、全12話を見て来ましたが
ほぼアニメ放送前の期待通りの出来とクオリティだったように思います。
そういう意味では最終話を見終わった時点では満足しています。

ですがやはり最後は少し急ぎの展開すぎて若干の粗さがあったので
出来ればあともう1話使って余裕を持った最後を描いて欲しかったです。

でも全体としては先ほども言ったようにほぼ想定通りに満足の出来で
想定を大幅に超えることは無かったものの
これはこれで良いと思います。

それ以外の部分について、まずはキャラクターから。
このアニメ最大の特徴の一つはその登場するキャラの可愛さですが
あかねちゃんからあおいちゃん、ひまわりちゃん、あとわかばれいと、そしてもも
どれも売りなだけあってみんな可愛く描かれていました。

あかねちゃんは鼻歌を歌い始めたあたりの途中から
ポジティブ天然っぽいキャラが加速して大丈夫かと少し心配になりましたが
それ以外のヒロインは最後までブレることなく、あおいちゃんも最後まで正妻でした。

ももちゃんだけは他のヒロインと比べて
どうしても活躍がどうしても少なくなっていたのは仕方ないですが
どこか別の場所で大活躍する機会を与えて欲しいです。

ヒロイン意外ではウソくんが結構人気でしたね。
まさか序盤すぐで博士が博士の状態でなくなってしまうとは予想外でしたが
ウソくんのデザインなら違和感無く溶け込めるのでアリです。
ただわかば回のあたりでウソくんの状態を利用してももにくっつき過ぎていたのは許されません。


映像に関してはA-1 Picturesだけあって安定感もあり
特に不満や気になるところはありませんでした。

アニメ本編以外の部分では公式サイトの更新や
キャストによるライブ配信イベントが積極的に行われていたのが印象的です。
具体的には、次回予告を毎回キャストによるミニラジオのような形式にして
それを毎週公式サイトにアップされるというものです。
他にもおまけイラストエピソードは本編中で出番の少ないももを補完する意味でも
非常に可愛く楽しみなコーナーでした。まさにももスペシャル!

ライブ配信については
毎週ニコ生にてビビッドレッド・オペレーションの無料ライブ配信を行なっているタイミングで
キャストによるテキストでの参加や
その直後に続けて放送される毎週異なるキャストが実写出演してのニコ生トーク・オペレーションなど
かなり積極的で楽しいPR番組作りが出来ていたのが印象的です。
レギュラーであるりえしょんの暴走に対応するそれぞれの声優さんの頑張りに拍手。


今後の展開としては既にPS3ゲーム「ビビッドレッド・オペレーション -Hyper Intimate Power- 」の
発売が予告されており、
発売日は少し先の6月20日となっています。
あかねを操作して戦闘したりドッキングしたり出来るようなので
少しプレイしてみたいです。気になります。

さらにこちらは最近のある意味での定番の展開の一つと言えるかもしれないですが
ソーシャルゲームとしても現在提供されていて、TVCMでも宣伝がされています。


そんな感じで放送前も放送後も積極的なメディア展開で
ほとんど勢いが落ちないビビッドレッド・オペレーションですが
このまま行くと意外と早い段階で2期…とか発表されてしまう、かも?
もしもそうなるのなら今回の全12話では見られなかったシーンを期待します。
特にももちゃんをもっと活躍させてあげてください。
ひまわりちゃんとももちゃんの組み合わせとかどうでしょう?最高です。

と、今後の期待はそれくらいにして
TVアニメとしてはこれで終わりとなりますが
最初から最後までキャラは可愛く、そして変身やバトルもかっこよく可愛く、
毎週楽しみに最後まで楽しむことが出来ました。
ビビッドレッド・オペレーション、良かったです。


<公式サイト>
「ビビッドレッド・オペレーション」 公式サイト
ビビッドレッド・オペレーション (vividred_o) on Twitter
ビビッドレッド・オペレーション -Hyper Intimate Power- | バンダイナムコゲームス公式サイト

<関連エントリ>
[ビビッドレッド・オペレーション] - 深夜アニメ実況の果て