DOG DAYS EPISODE 13「約束」 (最終話)

第13話、最終話です。

いやまさか勇者の再召喚についてそういう抜け道を使うパターンとは
つまり、愛も奇跡もあるんだよ!

まぁこれには色んな意見もあるだろうけど
これくらい強引なくらいじゃないと記憶を失ったままENDくらいしか残されないですから
この程度くらい仕方ないということで。


最終話としては各キャラもちゃんと顔見せして、挨拶をしてプレゼントを渡して
なかなかラストらしい演出だったんじゃないでしょうか。
ポータブルスピーカーを持ち歩いてるとは思いませんでしたけどw

って言うか元の世界に帰還してから出てきたナナミって人、前から居ましたっけ。
ベッキーですら可哀想なくらいの登場時間と扱いなのに
ナナミ(CV.水樹奈々)なんて記憶になかったですがシンクがあの身のこなしだけに
あのナナミって人も恐ろしい動きでした…。

そんな可哀想な扱いのベッキー
最後くらいは報われたんじゃないでしょうか。
間にもう少し出番があればもっと良かったのですが。

新しく用意されたエンディング曲「Miracle Colors」
よく聞いてみると「DOG DAYS」の内容ともリンクしているように聞こえて
通常時のエンディングも含めて印象に残った曲でした。




わんこのタツマキが世界間移動に対して自由自在すぎる!
というわけで、まとめ。

まずキャラクターについて、
たくさんのキャラとかなりの有名キャストを集めてあるのがDOG DAYS」最大の特徴だと思います、
それに関しては「なのは」スタッフが遊ぶために作ったんじゃないかと言われるくらいに。

有名キャストと大量キャラのおかげで
実は最後まで全てのキャラの名前を覚えることが出来ませんでした。
もちろんミルヒエクレ、それにリコ(あとユッキーも)などのメインになるメンバーは余裕ですけど
猫さんチームの方はよく忘れて公式サイトで再確認してました。

どのキャラも声優が有名なので混乱は無いのですが
こはちゃんと覚えておくべきだったと反省。

声優以外の部分では
やっぱりベッキーの扱いがあまりにも可哀想で気になって気になって。
公式サイトのキャラ紹介でもシンクの隣に居て、上の方に居て、明らかにレギュラメンバーなのに
それなのにちゃんと出てきたのは最初と最後だけ。
途中に出てきたのはシンクがメールを送ったときくらいという不遇さ。

さらにどう見てもシンクに気がないことは無いように見えるのに
フロニャルドで短い期間シンクが滞在していただけでフラグ乱立というシンクの主人公体質に苦労させられそうです。
まさに幼なじみキャラの宿命…。

最後にまたフロニャルドベッキー連れて行くみたいな話もしてましたけど
ミルヒとシンクのいちゃいちゃわんこプレイっぷりを見せつけられたベッキーが壊れないないか心配です。
ぜひそれは見てみたい。

フロニャルド側ではわんこチームの利点を生かしたわんこプレイ*1を楽しんでいたのが印象的、
ミルヒエクレのことです。

ミルヒは最初から最後まで安定した好意を向けてくれていて
元から高いので比較的そこまで大きく好感度が上がったようにも思えないのですが
最後に勝ったのはミルヒで間違いないですね。

エクレの好感度もかなり上がっていると思うのに
あの態度とあのシンクではアレ以上近づくのは難しそう。
でも嫌われてはいないから、もっと強引にくっつけるイベントとかあると面白くなりそうです。

リコについてはメインキャラの中でも一番シンクのために頑張ってくれて
リコが居なければ色々と成立しなかったくらいかなり重要なヒロイン。
シンクへの好感度・信頼度も低くはなく、
こちらもエクレ同様に強引にでも一緒に行動するストーリーがあると面白そう。


次にストーリーについては
これはなかなか書くのが難しいところです。

途中のミルヒの生き死にに関わる占い結果の話を出すのをもう少し早くて
深刻さをもっと際立たせて深みを持たせることが出来ればもっと良かったかも。
序盤のアスレチック戦争のパートはもう少し短くても問題ないと思います。

最大のピンチなはずなのに
想像以上に短い時間で解決してしまったのが今考えても一番気になるところ。

何かに使われるのかと思いましたが、フロニャ力による非殺傷設定については
平和なアスレチック戦争を作るための要素以上にあまり意味はなかったです。

他にも、どこのミッドチルダ式魔術かと思うくらいの
大規模攻撃・必殺技の紋章術/紋章砲はそれ以上の意味はなかった様子。
OPとかエクレの攻撃はアルフっぽく見えますね、犬ですし。

あとはミルヒの歌姫設定。
こういう設定は最近では少なくないのですが
第11話を見る限りその設定を入れるならもっと全力で頑張って欲しかった。
ちょっとやり過ぎじゃないのってくらいが丁度良い。
声優であり歌手でもあるミルヒ役のほっちゃんを最大限発揮できるポイントだっただけに非常に残念。


アニメ本編以外の部分では公式サイトにて
毎週、今週のストーリーを4コマやあらすじムービーで確認できるのは面白かった。
どういう展開だったのかとか雰囲気を思い出すにはいい。
これはもっと複雑な内容の作品にも見習って欲しいです。SDキャラ可愛い。

サイト構成も「なのは」より見やすくて好印象。
前にも書いた気もしますがスマートフォンでアクセスすると
それ用のレイアウトになったりもします。


全体的に見て、ストーリーについては上手く構成しきれていない部分もありますが
DOG DAYS最大の特徴である有名キャストの大量起用と
可愛いヒロインを含めて考えると平均以上のレベルは確保できていたんじゃないでしょうか。

それでもやっぱり何度も言いますが有名キャストとキャラクターによる力が大きく
その力技の結果の評価と考えていいです。


ミルヒエクレリコが居てよかったです。
エクレのキャストがあやちで良かったです、
奈々様キャラのリコは久しぶりになかなか魅力的でした。

この13話で若干の消化不良感があったり
それにベッキーフロニャルドに行くとどうなるかってところはかなり気になるので
第2期シリーズとまでは行かなくても特別編くらいは見てみたいところ。
もしあってもBlu-ray特典での収録とかになりそうですが。

そういう意味では8月24日にリリースが予定されている
DOG DAYS ドラマBOX vol.1」(CD2枚組・2,625円)というのも気になるところ。
「vol.1」と書いてあるので思いっきりシリーズ化するつもりのようです。

それでももしも第2期シリーズを作ることがあるなら
今度はストーリーをもっと丁寧に進めて、基本設定の改変を抑えれば第2期までなら何とかなると思います。

初めて見たときから気になっていた「DOG DAYS」というシンプルなネーミングも
文字そのままの意味以上に何も無く、インパクトがかなり薄いので
その辺りも何とか出来ればいいかも。


ヒロインが可愛かったです。
あともう少し、少しだけ今後の展開にも注目してみる。


<公式サイト>
TVアニメーション「DOG DAYS」公式サイト -ドッグデイズ-

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*1:フリスビーだったり伏せ発言だったり